【初心者必見】カメラの基本をわかりやすく、簡単に紹介します

お役立ちコラム

2021年8月10日

カメラ初心者が最初に必要な基本知識

商品撮影を始めるにあたり、学ぶことは多くありますが、中でも重要なカメラの知識。スマホの発展により、簡単に、きれいに商品撮影ができるのですが、一定の表現しかできないことがデメリットになります。商品写真の表現の幅を一つ上のステップに上げるには、カメラの知識が必要不可欠です。その中でもこれからお話しする3つだけ覚えておけば、一つ上の撮影ができるようになります。

写真が変わる!カメラの基本

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商品撮影やポートレート、景色の撮影をする場合、ライティング以外にカメラでも明るさを調整をします。その際に使われる機能をここでは重要な6つ紹介します。
(1)絞り
(2)シャッタースピード
(3)ISO感度
(4)ピント合わせ
(5)写真の構図
(6)オートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)

 

順番に説明します。

⑴~⑶の3つはただ単に明るさを調整するだけのものではないので、注意が必要です

絞り

 

絞りには明るさを調整するだけでなく、被写界深度=ピントの合う範囲を狭くしたり、広くしたりする役目があります。

 

引用:Canonが教える写真のコト カメラ初心者講座より

 

上記の作例はF値/絞り:1.8で撮影されています

 

引用:Canonが教える写真のコト カメラ初心者講座より

 

一方で上記の作例はF値/絞り:22で撮影されています。

こちらの2つの作例で雰囲気が大きく違うのがわかると思います。

このセクションで覚えてほしいのは、F値/絞りが変わると写真の背景に影響が出るということです。

 

▶ 【初心者必見】F値で写真の表現が変わる!絞りと露出の基本と応用を3分解説

シャッタースピード


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物撮りには明るさ調整以外はあまり使われませんが、シャッタースピードが速いと素早く動いているものもピタッと止まっているように見えるようになります。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

▶ 【初心者向け】シャッタースピードの基本と設定と作例を紹介

ISO感度

最後はISO感度です。ISOは「イソ」と読みます。国際標準化機構(International Organization for Standardization)で策定された規格だそうです。覚えなくて大丈夫です(笑)

この三枚はISO以外の設定はすべて同じで、ISO感度は左が一番高く、右が一番低い値です。
暗い環境でも撮影できるので、暗い場所での撮影や夜景の撮影等に主に使われたりするのですが、一つ副作用があります。「ノイズ」です。

ISO感度は非常に便利な反面、副作用を頭に入れながら撮影をする必要があります。この3点を抑えて、撮影をできるようになるとプロに一歩近づくのですが、正直「難しいでしょ」と思われてるのが、透けて見えます。プロっぽく見せるを意図的に作れるようになると、商品イメージや質感をコントロールすることででき、より一層伝わりやすい商品画像がすぐに打ち出せます。

是非、少しずつトライしてみてください。

▶ ISO感度を使いこなしてプロっぽい写真へランクアップしよう!

ピント合わせ

ピント合わせは失敗する方法を学べば上手くなる

一眼レフカメラ(ミラーレス含む)のピント合わせは、カメラの特性と失敗する条件を学んでおけば、ピントがボケることは格段に減ります。

そのピント合わせの基本的な知識から応用まで、初心者が見ておきたい、押さえておきたい内容にまとめている記事です。

▶ 失敗しないピント合わせ/フォーカスの使い方・応用方法を簡単解説

写真の構図

素人っぽさは構図が解決する

一眼レフカメラの初心者の方が意外と見落としてしまうノウハウの一つが、写真の構図。構図の基本を覚えることで、プロっぽい写真に仕上がります。ほんとに少しの違いですが、その少しの違いが変化を生みます。

▶ 写真の構図を徹底分析!厳選写真52選

AFとMF

ピント合わせの基本中の基本

オートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)の違いと特性、活かし方は知っていますか?意外とAFとマMFの違いや活かし方をズバッと答えられる人はカメラ初心者は少ないです。特性や知識が頭に入っているかいないかで対処法や考え方が変わってきますので、おぼえていきましょう。

▶ オートフォーカス(AF)とは?マニュアルフォーカス(MF)との違いやメリット、デメリットを解説

カメラ初心者に学んでほしい7つ基本とおすすめのカメラ

初心者におすすめする基本を詳しく解説した記事。金額別やメーカー別、カメラのカテゴリー別におすすめや基本知識を詳しく書いています。

記事の内容を知っているか知らないかで大きな違いが生まれるので、是非少しでもご覧ください。

▶ 【2022年】カメラ初心者向け!失敗しない撮影技術と押さえたい7つ基本

この記事を書いた人
アライ  ユウキ
荒井 裕希
 
アパレル雑貨や携帯販売、食品の販売などBtoCで10年。その後自動撮影システムの営業に就き、3000を超える方と商談を行い、担当事例は100社を超える。8割がアパレルや雑貨関連の企業で、大手~スタートアップまで企業規模を問わず担当

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