ECの商品撮影で失敗しないために!外注・内製化それぞれで押さえるべきポイントとは?
お役立ちコラム
2025年12月8日
はじめに— なぜ「商品画像」がECの生命線なのか
現代のECユーザーは瞬時に商品を判断します。ページ滞在は短く、スクロールは早い。タイトルや説明を見る前に、「画像」だけで買うかどうかの大半が決まると言っても過言ではありません。
本記事では、EC撮影で成功するための基本ポイントから、外注時の注意点、内製化を成功させるコツまでを体系的に解説します。
1. EC撮影で失敗しないための3つの基本
1-1. 1秒で何の商品か伝わるか
サムネイルや一覧で商品を見た瞬間、誰でも「何か」がわかる写真を優先してください。スクロールを止めてもらうには、ひと目で商品が理解できる明確な写真が不可欠です。
- ・形状が判別できる
- ・明暗がはっきりしている
- ・背景と商品が干渉しない
この3点を押さえるだけでも、クリック率は改善します。わかりやすく、どんな商品かをアピールできる商品写真を撮影していきましょう。
1-2. 購入の“価値”を写真で伝える
アパレル、雑貨、シューズ、工具、時計、ジュエリーなどどんな商品も大枠は10年前と変わっていません。
ユーザーは「形」をある程度想像できます。重要なのは「なぜこれを買うのか(価値)」を画像(視覚)で示すこと。
EC撮影では下記の観点が特に重要です。
- ・素材感(高級・軽量・耐久など)
- ・使用シーン(どんな生活が実現するか)
- ・サイズ・容量(比較画像や手持ち写真)
- ・機能性(防水・耐荷重・特徴的な構造)
その商品を買う価値があるものなのか、商品画像で魅力を伝えていく必要があります。
1-3. 印象を設計する(ブランド一貫性)
写真はブランド印象をコントロールするツールです。「ブランドとしてどんなイメージを届けたいか」を言語化して狙う印象を明確化しましょう。
・白背景はクリーン
・コンクリ背景はモード
・木目背景はナチュラル
・トップ光は高級感
など、狙った印象を演出しやすくなります。
ブランドトーンを事前に定義し、写真の方向性を決めることが重要です。
2. ECの商品画像が“売上”に直結する理由
2-1. 商品画像はECの「顔」
ECサイトにおいて、商品画像は顔とも言えます。画像は「最初に見る情報」であり「最後の決め手」です。
ユーザーは以下の順で情報を評価します。
① 写真 → ② サムネイル比較 → ③ カート投入 → ④ 購入
そのため、写真の質が上がるほど
・ページ滞在時間が増える
・スクロール量が伸びる
・比較商品の候補に入る
・コンバージョン率が上がる
という連鎖が起こります。
必要な商品画像をただ掲載するだけではなく、ユーザーに良い印象を与える質の高い商品撮影をすることが重要です。
2-2. 動画・360°ビューは「理解率」を高める武器
静止画の商品画像以外にもリッチコンテンツと言われている動画や360度ビューの掲載によりユーザーが商品の理解を深めることができ、購入率を高めやすくなります。
特にアパレル・雑貨・家具などは、「動き」「角度」「使用感」が静止画だけでは伝わりづらい分野です。
360°ビューや動画は
・素材の動き
・容量の大きさ
・使用方法やサイズ感
これらを明確に伝えられるため、返品率の低下にもつながります。
3. EC撮影を外注する際に気を付ける9つのポイント
EC撮影を外注する際には、色々と気をつけなければいけません。外注撮影はプロ品質を得やすい一方、指示不足や認識の齟齬により“思っていた仕上がりと違う”という問題が起こりがちです。
外注品質の8割は“事前準備とすり合わせ”で決まります。ここを疎かにすると、修正コストが膨らんだり、期待外れの仕上がりになる可能性が高まります。
特に気を付けてほしいことを9つ挙げましたので、参考にしてみてください。
1. 商品のサイズ情報を正確に伝える
商品サイズは、商材のカテゴリーによっては、非常に重要な項目になります。どんな商品を扱っていて、どんなサイズ感のものがあるかを明確に伝えましょう。
商品ボリュームがあるゾーンは外注して、ボリュームが少ないものは自社でやるといったハイブリッドでの撮影も考えていけるので、撮影業者が得意な部分や実績に応じて考えていきたいところです。
2. 素材表現の要望
商品の素材感がわからないと購入したくないという声は多いです。例えば、アパレルの商品であれば生地のアップ画像を掲載し、素材感を伝えることが多いです。
撮影照明のライティング次第で素材感が出やすい、出にくいがあるので、素材のアップ画像の撮影の有無、ライティングのイメージ等を事前に伝えておくと良いでしょう。
3. 商品の特長を明確に指示する
商品の特長は、ユーザーにとって商品、ECサイト、ブランドの差別化を図るための重要な判断材料になります。
見せたい箇所・訴求ポイントを明確に指示書で指示しながら、撮影してもらうことが可能か確認しましょう。また、自社と似た企業でその実績などはあるか確認しておきましょう。
4. 必要カット数の明示
メイン、サブ、訴求カット等を枚数と共に正確に指示書を出しましょう。
どのようなカットが必要か分からない場合は、他社事例も含めて、どれくらいある方が一般的なのか、売れやすいかなどはプロカメラマンに相談してみるといいでしょう。
5. ブランドコンセプトの共有
ブランドコンセプトがあやふやだと、「どのような印象を与える商品画像に仕上げればよいか」という非常に重要な部分が曖昧になるため、細かい認識のズレが起きてしまいます。参考となる写真を複数枚提示して、イメージを共有しておきましょう。
ゴールが明確になっている商品画像とゴールが明確になっていない商品画像では、受ける印象が異なってくる商品が出て来ますので、気を付けて進めていただきたい項目です。
6. 業界実績の確認
撮影代行業者はほとんどの場合、得意ジャンルがあります。一例として、アパレルを多くやっている企業は、オフィス製品や家電の実績が少なく、前後逆で商品写真が上がってきたことや商品の魅力を最大限引き出せていなかったというケースを聞きました。
自社のジャンルの実績が少ないとコミュニケーションコストが多く発生するため、事前にしっかり確認し自社ジャンルに適した業者に依頼するようにしましょう。
7. 商品画像の用途を明確にする
商品画像の用途ははっきりわかりやすく伝えましょう。ECサイト、WEBサイト、POP、チラシ、カタログ、資料など用途によって必要な形式や画像のサイズなどが変わります。
8. 予算の明確化
予算の上限は背伸びせずに最初に伝えていきましょう。例えば「1商品あたり1,000円以内に抑えたい」など伝えると代行会社は“その枠内で撮れる方法”を提案しやすくなります。予算内で出来ること・出来ないことを聞いて、アドバイスを求めていただくのも良いと思います。
9. 希望納期と修正内容の合意
希望納期は最初か早い段階で伝えましょう。撮影代行業者も他の仕事と掛け持ちしながら優先順位をつけて撮影していますので、そもそも希望納期には間に合わないケースも多々あると思います。
納期までの期間が短ければ短いほど価格は高くなりますので、できる限り早めに相談しましょう。また、修正の上限回数や有償・無償での対応内容についても要確認です。
4. EC撮影を内製化する際のポイント
内製撮影はスピードと融通が大きなメリットとなります。しかし、撮影の運用は属人化しやすく、品質のバラつきが発生しがちです。成功している企業が必ず行っていることは「マニュアル化」と「撮影設計」です。
4-1. 撮影方法のマニュアル化
自社で撮影を運用する際に最も重要なポイントは、最初に撮影の枠組みを決めていただくことです。どのカットが必要で、どの部分を撮影するかをカテゴリーごとに撮影レギュレーションを決めて、指示書やマニュアルを作成しましょう。マニュアルを残しておくと人が入れ替わっても最低限の教育で進めることができます。
ほとんどの企業はマニュアル化せずに、個人に頼るとその方が退職されたり病気やけがでいなくなった場合、機会損失という形で大きな痛手となります。日頃からノウハウは言語化し、マニュアルに落とし込んでおくと良いでしょう。
4-2. マーケティング部門との連携
マーケティング部門は売上に関わる情報を多く持ち合わせている部門なので、ユーザーの動きからどういった施策を打つべきか、売った結果どうだったかを把握しています。その一端には商品画像や画像素材が必要な場合も多々あります。
撮影チームとマーケティングの情報を掛け合わせることで、施策を打つスピードやクオリティが良い方向に進められます。密に連携をとってユーザーが求めている情報をすぐに出せる環境にしていきましょう。
4-3. 撮影機材の選定
EC撮影を内製化しようとすると、多くの方が最初に悩むのが「どんな機材を揃えたら良いのか?」という点です。
機材選びで最も重要なのはカメラや照明の“性能”よりも“固定できる環境を作れるか”です。どれほどスペックの良いカメラを使っても、毎回ライティングやカメラの位置がズレてしまえば、写真の仕上がりは安定しません。逆にミドルクラスの機材でも、配置が固定されていればプロ並みに綺麗な商品写真が撮れるようになります。
・カメラ選び
EC撮影で必要なのは「高画質」ではなく「再現性」です。最新のミラーレスカメラなら、APS-CクラスでもEC販売には十分な画質があります。ライブビューモードで明るさを確認しながら撮影すると初心者でも扱いやすいです。
・レンズ選び
商品撮影では、歪み(パースの崩れ)を避けることが重要です。そこでおすすめなのが標準ズームレンズ(24-70mm前後)と単焦点50mm。標準ズームレンズは商品の大きさに合わせて距離を調整しやすく、小物類からアパレルや人物撮影までカバーできます。単焦点50mmは歪みが少なく質感描写に優れ、明るくシャープな写真が撮れるので1本あると便利です。ジュエリー等の小さな商品を撮影する場合はマクロレンズがあると更に良いでしょう。
・照明選び
ECの撮影では柔らかく均一な光を作ることがおすすめです。初心者の方にもおすすめなのはソフトボックス付きLEDライトです。定常光であるLEDライトであればそのように照明が商品に当たっているか確認しながら調整ができ、「見たままの光」で撮れるので初心者でも仕上がりをイメージしやすいです。基本となる「左右45°くらいからの2灯ライティング」からまずは始めてみましょう。
・背景紙選び
EC撮影で最も多く使用されているのは白背景です。白背景は商品全体を確認しやすく、多くのECモール規定にも対応しています。背景紙は反射の少ないマットタイプを選びましょう。幅が1.75m以上あると大型商品撮影の際も安心です。
・三脚選び
三脚は商品撮影内製化の品質を左右する重要アイテムです。カメラの高さのブレがなくなる=画像の統一につながります。手ブレの心配もなく、同じ構図を量産できます。
EC撮影では同じ角度で何十点も商品を撮影するため、カメラ位置が数cmズレるだけで写真の印象が変わります。高さ・角度の調整が細かくできる、しっかりした三脚をひとつ持つと良いでしょう。
4-4. 撮影スペースの確保
撮影スペースは以下の環境が揃うと、効率良く撮影ができます。
・外光が入らない
⇒撮影時に外光と照明が混ざり商品画像の色味等に影響してまうため
・機材を出したままにできる
・背景紙・照明・三脚を固定できる
「毎回セットを組み直す」だけで時間ロスとなり、生産性が激減します。また、撮影する商品の大きさにより撮影スペースの面積は変わってきます。どのような照明やカメラレンズ用意するかにもよりますが、例えば小物やシューズほどの大きさだけであれば、2~3m四方のスペースがあれば十分ですが、モデルの全身撮影をする場合だとカメラを「引いて」撮る必要があるので奥行5m以上あると安心です。また、俯瞰からの撮影をする場合は天井高にも気を付けましょう。
4-5. 撮影の下準備
ECの商品撮影では「撮影前の下準備」が一番大事です。カメラの上手さより、ライティングより、まずは下準備。この工程を丁寧にやるだけで、写真のクオリティが一気に変わります。
・商品コンディションのチェック
アパレルなら糸くずや、シワの確認、バッグなら角のスレや金具の指紋やホコリを除去しましょう。撮影後の画像編集で消すこともできますが、大変なので事前に取り除いておきましょう。
・商品の形を整える
アパレルなら事前にスチームアイロンでシワを伸ばし、平置きや吊り撮影いずれの場合でも襟元、袖のラインをきれいに整えましょう。生地が薄い場合は中に厚紙や布を入れて形を出すこともあります。バッグであれば中に「あんこ」を詰めて形を出し、必要に応じて持ち手やショルダー部分はテグスで吊りましょう。詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してみてください。
4-6. 撮影の順序
撮影の順序をあまり気にしていない現場が多くありますが、撮影順序は効率に大きく関わってきます。
撮影する距離は、使用カメラとレンズ・被写体の大きさでおおよそ決まりますので、同じ大きさのものを撮影する場合、移動範囲が少なくなりライトの調整も最小限にする事が出来るので効率的に業務を進められます。大きい順もしくは小さい順に撮影していくと良いでしょう。
4-7. 画像編集のポイント
撮影後の画像編集はECで売れる画像を作る為に重要な作業です。以下のポイントを押さえていきましょう。
・色味の調整は実物基準で
ECで一番クレームにつながりやすいのが色味の違いです。画面上で見る色は、モニターの明るさや個人の環境で変わるため、撮影側が正確に合わせる必要があります。ポイントとしては「カラーマネジメントモニターを使用する」「実物を横に置き見比べて調整する」と良いでしょう。
・過度な補正はNG
やりすぎた修正はかえって不信感を与えます。質感が変ってしまうほどの加工は避けましょう。
実際に注意したいNG例としては
・人物のシワを消しすぎて質感がなくなる
・金属や革の質感が不自然なツルツル仕上げになる
・ハイライト・シャドウのレベルを上げすぎてのっぺりとする
・明るさを上げすぎて白飛びする
本来の質感を正しく伝える編集にしましょう。
・影の処理はナチュラルに
影の付け方ひとつで立体感や高級感が大きく変わります。人工的に付けた影が「浮いている」「加工っぽい」仕上がりだと、画像の印象を下げてしまいます。
・元画像の光の方向に沿った影を作る
・影の濃さは10~20%くらいが自然
・柔らかくぼかして奥行きを出す
特に切り抜き後に“影あり”を用意する場合は、影の質が仕上がりの決め手になります。
・背景処理は統一感を
背景のトーンや白レベルに差があると、画像一覧ページで統一感のないバラバラな印象を与えてしまいます。ユーザーは無意識に「なんか見づらいな…」と感じてしまうため、背景は統一が必須です。白背景は「白レベル240〜255」の範囲で揃え、255で統一されるとより良いでしょう。ECモールにより白背景がルールとして決められていたりするので、商品画像はまず白背景を用意することが望ましいです。
・トリミングと余白はサイト仕様に合わせる
商品画像は余白のバランスで統一感を出すことができます。上下左右に均一な余白があり、サイト基準(1000px正方形など)に合わせることが理想的な画像です。
・ファイル形式・容量は必ず最適化を
画像容量が重いと読み込みが遅く離脱率が上がってしまいます。用途に合わせた最適形式の画像を用意しましょう。
・通常のEC画像 → JPEG(80〜90%圧縮)
・透過が必要 → PNG
・WebPに対応しているサイトはさらに軽量化OK
サイトの表示速度はSEOにも影響するため、軽さは重要なポイントです。
5. より商品を魅力的に見せるプロのEC撮影アイディア
5-1. 素材感を鮮明に
近年はスマホやモニターの品質が上がっており画像がキレイに見えるようになっているので、素材感が伝わらない商品写真を掲載していると数秒で離脱してしまいます。
商品の差別化を図るためにズームアップの画像(訴求画像)は必須ですので、素材感がわかるようにアングルやライティングを変更して商品撮影をしてください。例えばアパレル商品の生地UPは生地を波立たせ、正面からライトを当てると(順光)全体が明るく映りますが、斜め後方からライトを当てる(半逆行)と立体感が出て素材感が伝わりやすくなります。
5-2. 使用イメージをわかりやすく見せる
商品単体の画像だけではなく、商品の使用イメージカットがページにあると購買意欲向上に繋がります。モデルを使用した商品の着用イメージ、使用イメージ等は「この商品を持ったらどんな印象になるかな…」と悩む購入検討者にとって、イメージカットは購入の決め手となる重要な要素でしょう。
撮影スタジオ内での撮影だけではなく、実際の使用シーンをイメージできるロケ先でのモデルカットもあると良いでしょう。
5-3. ライティングにこだわる
ライティングは商品撮影の仕上がりを大きく左右します。同じ商品、同じ背景、同じ撮影環境ですが、照明を少し変えるだけで、商品の印象が大きく変わるのがわかります。
例えば光沢のある商品の場合は、ライトを直接当てずにアートレ等のディフューザー越しに光を当て、面光源でライティングすることが基本です。直接的な強い光の映り込みを防ぐことができ、柔らかいハイライトを入れることができます。
このようにライティングによる影響と印象を少し勉強するだけでも魅力的な商品を撮影出来るかどうかは変わってきます。
5-4. アングルにこだわる
撮影するアングルも、ライティングと同様に印象を変えられる要素です。
商品の基本となる正面カットは必ず撮影するようにしましょう。その際はカメラの水平・垂直はきちんと合わせ、どの商品でも同じように撮るようにすると商品ページの統一感が出ます。また、商品の立体感を出す45度(斜め)アングルや、俯瞰、側面など商品の形状に合わせて情報の過不足がないように撮影していきましょう。
大型の家具などの商品は、人が商品を見る高さ(アイレベル)を意識して撮影すると実物を見ているような安心感を与えることができます。
5-5. 商品の特徴は画像内テキストで
商品画像だけで、魅力や詳細が語れない場合は、商品画像内にテキストを入れてみましょう。テキスト補足することで、商品の説明欄を見てもらわなくても商品の特長を伝えることができます。
比較をしている人であれば、商品説明まで見てくれますが、商品ページを流して見ているような人に商品ページに滞在する時間を増やしてもらうには画像データに重要情報を掲載するのが得策です。
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出典:ゆったり幅もある2wayパンプス ラクチンきれいシューズ | velikoko(ヴェリココ) | マルイウェブチャネル
5-6. 動画や360度ビュー等のリッチコンテンツで訴求
購入者が実際に商品を手にとっているかのように感じる事ができる360°ビューや、商品の素材感やリアルなディテールを伝えることができる動画を静止画と併せて掲載することにより、商品の情報を正確に伝えることができます。結果として、ユーザーの購入前の不安を解消し購買意欲と信頼感を高められます。
まとめ
ECの商品撮影では、商品の魅力を的確にユーザーに伝えるために「どのような画像が必要か」を押さえておくことが非常に重要です。これが明確であれば、外注・内製のいずれの場合でも、質の高い商品画像ページを構築できるでしょう。
しかしながら外注の場合は、プロのクオリティで魅力的な画像を作成してもらえる反面、コストがかかることや修正依頼に伴うタイムロスが気になる点です。
一方、社内で撮影環境を整えられるのであれば、撮影を内製化することで時間・コスト・画像品質の管理といった面で大きなメリットを得られます。掲載までのスピードも向上するため、販売のタイミングを逃さないことが最大の利点と言えるでしょう。
社内で商品撮影するなら自動撮影システムがおすすめ
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商品画像のクオリティが均一になる
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360°ビュー、動画コンテンツを容易に作成
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リサイズ、出力先、マージン等出力形式のプロファイル化
撮影した画像は、リサイズ、形式変換、出力先フォルダ振り分け、画像の余白等をプロファイル化することができ一気に保存ができます。複数モールに掲載されている場合は、各モールごとにプロファイルを予め作成しておくだけです。
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