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会社紹介

株式会社オー・エム・イー様について

株式会社オー・エム・イーの創業は1953年で、今年で68年目となります。事業は工業系の印刷や商業系の印刷など特殊印刷をメインに、ステッカーや銘板の製作を行なっております。

商品が生まれてからお客様の手元に届くまでのプロセスの中で、ピノスタジオが担っている役割は「販売したい商品を、より魅力的に見せたい」という課題のソリューションだと捉えており、課題から分岐して、写真だけでなく「商品の魅力がより伝わるデザインを構築したい」というニーズや、ECサイト構築事業を立ち上げたり「ECサイトを作る予算を確保したい」というニーズに対して、補助金や助成金のご案内をする事業を立ち上げています。

将来的には小規模事業者の商品開発をトータルサポートするような所までいけたら、一つのゴールだと考えています。

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青梅様の業務について

経営、新規商品開発、営業、マーケティングなどの分野をメインとして、実際の製造現場での課題解決や時折製作に直接入るなどオールマイティーに業務を行なっております。

今後の展望として、弊社と同じ小規模事業者の活躍の一助となるビジネスの展開をしていきたいと考えています。

技術はあるものの、商品開発の仕方が分からない、どうやって物を売ったらよいかが分からないという企業は数多くいらっしゃると同じ小規模事業者の町工場として肌で感じております。

Pinostudioの新規事業立ち上げに至った背景

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元々株式会社オー・エム・イーはピノスタジオを開発する前の67年間、下請けのみで売上を立てておりました。しかし、メインのクライアント様の工場閉鎖や生産拠点の海外移転、国内の値下げ競争の激化などが重なり、下請けの限界を感じました。

品質や納期、その他の要求事項にどれだけ応えたとしても、弊社より1円でも安い業者がいると、過去の努力や実績などが一切無かったものとして、簡単に生産移管されてしまいます。時には赤字になると言っても、それを強いてくる発注元もおりましたので、コスト的にも精神的にも疲弊してしまっていました。

そのような中、現状を打開すべく意を決して自社製品を開発し、自分たちが納得する品質の商品を適正な価格で販売し、お客様へ直接お届けすることで喜んで頂きたいと考え、2019年春からピノスタジオの開発をスタートさせました。

どれだけこちらがお客様のためを想って尽くしても、返ってくるものは同じであれば、それがダイレクトに返ってくる事業をしたかったというのが背景にあります。

Pinostudioとは

被写体の魅力を引き出す背景の力

ピノスタジオは「物撮りを行なう人で、少しでも良い写真を撮影したい」という方に向けた商品です。
・写真の品質向上
・写真の撮影時間の削減
・撮影機材のランニングコスト削減

上記の3つの役割がございます。

さらに、ライト環境がなくても自然光で撮れることも考えているので、持ち運びもしやすくなっていて、単色カラーから木目調や大理石柄など複数のカラー展開をしており、商材に合った選択ができるように情報収集しながら、日々開発をしております。

現在のお客様購入比率は、個人と法人がおよそ半々となっております。ハンドメイド作家や手芸、料理などの教室を営んでいる講師の方が個人では多くいらっしゃいます。法人ですとECサイトやSNS運用に使用する写真の撮影にご利用されていらっしゃるケースが多いです。

ピノスタジオロゴ

pinostudioのWEBサイトはこちら!
一般向けにも販売中です!

Pinostudioは3面だった?

生徒さんからの声から始まった商品

元々、社内の一角を使ってワイヤークラフト教室に開いていて、その教室の生徒さん向けに写真がきれいに撮れるように3面の背景シートを作ったことがきっかけとなり、生まれた商品です。

実は、3面で販売をしたかったが、ニーズや予算や様々な都合上、まずは2面(背景と床面)のシートから販売してみようとなりました。

Pinostudioの開発・改善においてのこだわり

スタートもゴールもお客様満足度

まず、Pinostudioの開発・改善にあたって、こだわっていることが、4つあって、「簡単にできること」「邪魔にならないこと」「軽いこと」「素材・質感が安っぽくならないこと」この点はどうしても譲れないので、原型である3面のPinostudioはクリアできていない部分があり、まだ商品化には至ってないです。

また「お客様が喜んでくれること」「手放せないなと感じてもらうこと」ここがスタートでもあり、ゴールでもあるので、リピーターさんには毎日、毎回”ありがとうございます”と思って一つ一つ発送しています。

とにかくいいものを多く世の中に出していけば、自然と広まっていくだろうと考えて、今は広告等を使って認知を広げていくことに注力しています。自然と広まれば、広告予算を減らして、より開発等に予算を投じて、より良いものを届けることができる良い循環にしていくのが、マーケティングの一つのゴールなるのかなと思います。

なので、より良いクオリティで撮影できるように販売当初に採用していた薄いシートから厚みのあるシート変更したのですが、その時も社内で少し、意見がぶつかりました。素材の値段や厚みが増えることで作業の手間も増えていて、(手に取ってもらいやすいように)それでも値段は据え置きにしたのですが、いろんな兼ね合いもあり、1,000円ほど、価格を上げました。ですが、価格を上げたことによるCVRなどはさほど変化はしなかったです。

それは私たちが価格以上の価値を与えられていたことの証明にもなったことに気づけたので、よかったです。

製品クオリティへの絶対的なこだわり

今はまたもっとクオリティを上げていくため日々話し合っていて、誰がどう撮ってもシートなのか本物なのかがわからないくらいのクオリティにしたくて、まだ10段階でいくと真ん中くらいのクオリティなのでもっと上げていきたいですね。

お客様が求めているのは、背景シートではなく、背景シートを使うことによる「きれいな写真」なので、背景シートを使ってどう撮るかというところまで、アフターフォローを今後はさらにしっかり整えていきたいです。

届いたその場から使えるように梱包を工夫

Amazonで売っている背景シート、布やシートに折れ目がついていることが多く、届いたその場で使おうと思っても梱包に難があり、シワがついていてすぐに使えないことが多いと思います。そう言った原体験を元に配送や梱包にもこだわっています。

Pinostudioはシート同士がぶつからないように、専用の段ボールを使用して、シートは元々シワにはなりにくい素材ですが、丸めて梱包しています。シート一本一本の巻きの強さまで考えて、取り出して組み立てたらすぐに使えるようになっており、お客様に開けたその日から気持ちよく使っていただけるように細部まで考えてます。

以前、お客様とのやり取りであったのが、3日後に撮影だからこの日までにほしいという人がAmazonで買った安い背景シートを使おうとすると発送費を抑える関係上、折り畳まれて来るので、シワがついていてアイロンをかけなきゃいけないなど、撮影前に準備が大変になるので、その点に関しても非常に喜びの声はいただいています。

Pinostudio事業開始時の苦労

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コスト面の苦労

通常の業務がある中で、ピノスタジオの企画や開発を行う必要があったので、時間的にもかなり厳しい状況でした。また、当時は新規事業に対する補助金の知識なども薄かったため、開発費用を全て自社負担しており、コストの負担も多くありました。

素材と耐久性の苦労

撮影用の背景にはどのような素材が適しているのか、印刷の品質や写真撮影の際の反射のテカリなどを、あらゆる素材を手当り次第にテストし、開発し始めてから3~4カ月で現在の頑丈で印刷もできるターポリンの素材に落ち着きました。

資材屋さんからプリンターを購入していたこともあり、ターポリンに出会い、それが縫えるってこともわかり、立体のものが作れるってことなので、世界が広がりました。

また、シートを取り付けるボードの構造の設計にも非常に苦労しました。基本的に自社内で製作を完結出来る設計でないと、外部に委託する資金もなかったため、アイディア出しと試作を今でも継続して繰り返しています。

耐久性もすごく大事にしていて、2,3回使っただけでへたっちゃうようなものは、絶対に作りたくなかったので、しっかりした素材で、長く使い続けられる構造にするように今でも心がけています。

部品選定の苦労

製品の製造から梱包発送、サポートに至るまで外注に頼らず、社内で全ておこなって、説明書や梱包や素材から部品までとにかく自分たちで試して、良し悪しを判断していました。蝶番はたぶん日本で手に入る全部見たんじゃないかってくらい見ました(笑)

でも、それが好きなんですよね。誰にも入ってほしくないくらいこだわりが強くて、何十何百と試して「これだな」と思えるものに出会ったときの達成感や納得を大事にしています。

Pinostudio事業が軌道に乗りはじめたきっかけ

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ある朝起きたとき、突然Amazonからの通知が多い日がありました。理由は分からないのですが、日々ECサイトとにらめっこしながら、画像や文章、コンテンツ配置などの調整を続けていた事が功を奏したのかなと思っています。

常にWebデザインやマーケティングの勉強は欠かさないようにし、試したことが無い施策があれば積極的に試すように心がけています。ECサイトは放置していると売上が下がってしまう感覚がありますので、最低でも週に1度は手を加えるようにしています。

あと、サイズ展開をしたものも大きかったです。とはいえ、そのサイズ展開するにも製品があればいいということだけでなく、段ボールや説明書、梱包の方法やECサイトなど様々なことを準備しなければいけないので、発売まではそれなりに苦労はしましたが、いまでは新しく展開したLサイズの方が全体の6割を占めています。

Pinostudioの販売方法

販売チャンネルは、はじめはBASEから始めて、いろいろなツールとか手数料の兼ね合いで、Shopifyによる自社ECをメインに切り替えて、モールにはAmazonに出品しています。今後、楽天市場とYahoo!ショッピングにも出店予定です。(※2021年9月27日に楽天市場にご出店されています)

売上はShopifyとAmazonでほとんど半分半分となっており、月商では340万円となっております。ただ、毎月10〜15%のペースで販売数が増加していて、春先くらいからは80%~100%くらいで伸びてきていますので、今後も伸びてくれることを期待しています。

しかし、自社サイトでも売れてはいますが、マーケティング予算は認知拡大を目的として、かなり振り切っているので、背水の陣で臨んでいます(笑)

サービス提供で気をつけている点として、一人一人のお客様を大切にしているところです。たとえ商品の中で、撮影に使用される部分で無かったとしても、お客様には気持ちよく使っていただきたいので、厳しい検査基準を設けて、目の届く限り傷や汚れがないものを出荷しております。

また、商品を購入していただいた方には、手書きのお手紙と粗品をプレゼントしております。
※上記の投稿では1万円以上のお客様となっておりますが、現在は18,000円以上の方を対象とされております。

商品が届いてから開けるときのドキドキ・ワクワク感を大切にして頂きたいので、段ボールのデザインにはこだわりました。また、梱包も弊社ができる中で一番丁寧な形で発送させて頂いておりまして、お客様からも高い評価を頂いております。

今後の取り組みについて

現在の課題は、手作業による工程が多いことにより、生産数に限界があることだと認識しています。このままのペースで販売数が拡大してまいりますと、恐らく年内には今の体制では生産が追いつかなくなる可能性が高いと考えております。

協力工場に一部業務を委託する事も視野に入れておりますが、品質の低下だけは避けなければならないため、慎重に判断を行なっていきたいと思います。

やりたいことはたくさんあって、ボードやシートの素材を一から作りたいというこだわりを追求していきたいし、黒やグリーンなどの色の濃い印刷はテカリが多くなるため、品質が良くない関係上、ラインナップにはないので、よりいいプリンターを増設してそういったものにも対応できるようにしたいですね。

また新たな商品の開発も考えているので、新たに事業展開出来ればなと思っています。

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この記事を書いた人
アライ  ユウキ
荒井 裕希
 
美容専門学校を卒業し、アパレル雑貨や携帯販売、独立して自ら開業するなどして10年。その後自動撮影システムの業界に入り、4年半(2021年7月現在)を迎える。3000を超える方と商談を行い、担当事例は100社を超える。8割がアパレルやファッション雑貨で、大手~スタートアップまで規模を問わず担当。お客様の一時期の成功ではなく、成功し続ける環境を伴走して構築することをモットーにご案内中。本質を見失わないようにロジカルに情熱を持って皆様と向き合います。

商品撮影をより効率的に

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