CASE STUDY

株式会社SANYO-CYP ロゴ

株式会社SANYO-CYP様

左から寺野様、高橋様

ソフトウェアで遠隔制御ができる世界初のLEDライトシステム「LiveStudio」とターンテーブル「PhotoCapture 360」で、新たに商品撮影事業をスタートしたSANYO-CYP様。自動撮影システムを使用することで、教育時間を短縮し、撮影全体の効率化とクオリティアップを実現されています。撮影経験のないところからスタートしながらも、自社サービスの強みを織り交ぜ、ユニークな撮影サービスを成功させた背景を語っていただきます。

撮影の内製化をするとなると、撮影技術の習得や画像のクオリティに不安を感じるという方が多いと思います。そういった不安を解消してくれるヒントにもなるはずです。

株式会社SANYO-CYP様 事例インタビュー

– 貴社の主な事業について教えてください。

弊社は印刷業における、製版・色校正を営んでいる企業です。

製版事業では、グラフィックデザイナーの作成したデザインデータを、印刷用のデータに作り替えるというものです。印刷で使用する色数や用紙によって色の再現性が変わりますので、印刷時にお客様が望む見本に合わせた色を再現したりとか、画像の修正を行ったりしています。

色校正事業の方ですが、こちらは量産印刷を行う前に、実際の印刷方式で使用する紙とインクを使用して試作を作成する事業です。量産印刷時のレイアウトの見え方とか、色や印刷に関するトラブルを解消し、またこの試作を色見本としてご活用頂いただけます。

製版と色校正の両方を行う会社はほとんどありません。弊社では一貫生産の強みを生かして、納期短縮のほか、製版と色校正双方のノウハウを生かして、お客様の要望により迅速に対応しています。また両方やっているからこそ、営業もどちらの知識も深いので、お客様に最適な印刷や色の見え方の提案ができるというのも弊社の強みになっています。

– iroDORIや商品撮影事業の概要を教えてください。

レストランや飲食関係への出張撮影や、その他商品撮影を自社スタジオで行っています。

特徴としては、リモートでの立ち合いが可能です。弊社の特許技術である「デバイス表示最適化」技術を利用して、どこでどのデバイスで見てもほぼ色が合うので、リモートでも正しい色を見ながらの立会ができます。リモートでも出張先でもその場で色補正・画像加工をご確認いただけるため、素早く決裁を頂ける仕組みになっており、納品までの工程を大幅に短縮できるサービスとなっています。

また、カラーマッチング技術を使用して、紙とデジタルの色合わせが可能で、印刷でもwebでも撮影後の画像使用について様々な場面でのサポートを行えます。

更に展開を進めているのが360度画像になります。LiveStudioと合わせて導入したターンテーブルでは、画角の微調整ができる他に、360度の商品撮影ができますので、お客様の商品の訴求アップにつながると考え、提案を進めています。実際にアパレル企業様ではHTMLと動画、両方での利用を進めておりますし、他にも様々な業界で使用できるものと考えております。

出張料理撮影サービス iroDORI(いろどり)

– iroDORIなどの撮影事業を始めたきっかけは何ですか?

製版・色校正事業で画像処理や見本の作成、お客様の望む色の再現など、オペレーターの様々な経験が財産となっています。弊社は子供向けのフォトスタジオやTrueColor(デジタルデバイス向け色調整プログラム)という事業も行っておりますので、そういった経験のある人材と商品撮影を組み合わせて、新しいサービスを提供できると思いiroDORIや商品撮影サービスをスタートしました。

– 撮影事業を始めるにあたり、Orteryの撮影システムを選んだ理由は何ですか?

弊社は製版と色校正の会社なので、画像には関わっていましたが、撮影することとは程遠いというところがありました。そこでOrteryさんの撮影システムでは、初心者でも画面を見て直感的に絞りやシャッタースピードなど露出の操作が簡単に行え、設定を残しておけるという利点がありました。

次に、カメラマンの撮影だとストロボ使用するので、シャッターを押すまでは実際にどういう結果になるのか、お客さんに共有しにくい部分があります。ですがLiveStudioであれば、LED照明を使用することで、高い再現性で安定した環境で撮影を行えますし、撮影前の見え方と出来上がりの見え方が同じになりますので、お客様に確認いただくときも撮影者にとっても、写真の決定が非常にスムーズになっているというところが魅力的に感じました。

更に360度画像は、2Dという写真の世界を立体的に見せることができることに魅力を感じています。CGの活用も進んでいますが、写真で360度見せる良さは、よりリアルに見せることができることで、被写体によって3DCGと360度画像で用途が分かれると思います。より質感を表現できる360度画像を訴求することで、購買決定のお力になりたいと考えています。

実際に画像をお客様にお見せすると、とても喜んでいただき、ご自身で回転して拡大して、「これいいですね」という反応を多くいただけています。新規のお客様には撮影の様子を見学いただきますが、商品が回転しながら撮影され一つの画像になる様子をお見せすると、とても喜んでいただけています。

– 製品をさわってみた感想を教えてください。

撮影システムは素人から入っても、直感的に操作や撮影を行える点が非常に助かっています。撮影事業はこれからもっと拡大していきたいという中で、スタッフの増員も必要になってくる、そんなときにこちらの機材であれば、操作のマニュアル化もできます。もともとの弊社の強みを前面に押し出しつつ、撮影はマニュアル化したものをうまく組み合わせることで、人材の育成にも時間短縮できるんじゃないかというところが撮影の直感性や利便性以外で感じるところです。

実際に撮影スタッフは、撮影専任ではなく他の業務も並行して行っています。撮影経験が全くないゼロからのスタートで、普段はイラストレータの方に特化している人材なのですが、撮影は全く問題なく行えています。今は画像処理の方の勉強を重点的にお願いしていますので、撮影の方の知識や撮り方はOrteryの機材を使うと短縮できるので非常にありがたいです。

撮影予算があまり多く取れない企業さんに関しても、弊社がかける人や時間を抑えることで対応できています。

また、弊社はターンテーブルも使っていますので、繊細なセッティングの後に物を動かすこともできます。微妙な角度の違いで見え方も随分変わりますので、360度画像以外にもとても便利です。

– 撮影システムと貴社の事業の組み合わせについて教えてください。

製版事業では、試作品をお客様にお送りする際に、撮影データも合わせて弊社が撮影できますので、お客様がサンプルを撮影したり外注先を探す手間が省けます。

デバイス表示最適化と色合わせを行うことができるTrueColorでは、撮影から色合わせまでを知識がなくてもスムーズに行えます。撮影はOrteryの撮影システムで素早く行い、色校正はTrueColorのプログラムで本来の色に自動変換できる、この二つを組み合わせることで撮影からレタッチまでを大幅に短縮することができると考えています。

TrueColorのプログラムは専用のカラーチャートと商品を同時または別々で撮影し、プログラムに渡すことで、正しい色補正を自動で行ってくれます。撮影も撮影後のレタッチの時間も大幅に短縮することができる画期的な組み合わせだと思います。

導入を検討されている企業様へのメッセージ

EC販売を開始する企業さんはどんどん増えていますし、撮影に関してはコストを抑えたいので内製化を検討されている企業さんも多いと思います。私の個人的な知り合いの方も、社内でEC用の画像を撮影する上で、会社の期待に応えたいとの理由で写真スクールに通っているそうです。商品撮影は、撮影や編集にかかる作業時間のコストや、スタッフの増員など労務面でのコストがどうしてもかかってしまいます。そういったコストを少しでも短縮できるのが、素人からでも入れ、直感的に撮影できるOrteryさんのシステムだと思います。

私たちは、撮影対象を広くとることや機動性を考えて、LiveStudioを導入しましたが、撮影対象が限定できる場合は、PhotoBenchなどを導入すれば、もっと安定した撮影環境を手にすることができます。

コロナ禍、アフターコロナにおいては、新しいビジネスを取り入れて売り上げアップしながら、作業時間の短縮でコストダウンしたいという相反することを求められている企業さんが多いと思います。そういった中で、膨らんでいるEC市場での生き残りをかけて、商品撮影の内製化をイチ早く始められる仕組みは必要になると思います。Orteryの撮影システムがまさにそうで、是非導入をお勧めしたいです。

記事内でご紹介したサービス

iroDORIhttps://www.sanyo-cyp.com/irodorifood

TrueColorhttps://truecolor.jp/

ご導入機材

LiveStudio

LiveStudio

製品ページ
LiveStudio

PhotoCapture 360

製品ページ

ライターから一言

自社の強みと撮影システムの便利な部分をうまく利用し、今までになかったサービスを生み出す企業力、そして新しいことに挑戦される個人のバイタリティの高さを、お話を伺う中でひしひしと感じました。特にTrueColorに関しては、色合わせの手間を誰でも大幅に短縮できる革新的なサービスです。弊社からもご紹介できますので、詳細は是非ご連絡ください。

現在、撮影事業拡大に向けて追加の機材導入を進めていただいております。これからも皆様のお力になれるよう、より良い製品づくりやサポートに努めて参ります。

この記事を書いた人

トウヤマ ヒロヤ

東山 博哉

大学卒業後、カメラ業界で3年、その後オートリージャパンの立ち上げメンバーとして入社し、現在(2021年6月)まで60社以上の導入に携わる。撮影が楽になった、早くなった、画像がよくなったという言葉が喜び。製品のご提案とともに、より良い撮影システムの開発提案にも熱を入れている。 趣味はカメラで、30カ国ほど訪問している。おすすめの国はチェコとアイスランド。

商品撮影をより効率的に

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