【簡単】オブジェクトVRの作り方と使い方!内製化のメリットと事例を紹介
目次
- オブジェクトVR(360度回転画像)とは
- 実際にオブジェクトVRの画像を動かしてみよう
- オブジェクトVRは作り方より活かし方が大切
- オフラインからの導線づくりとユーザーの動きの見える化
- オブジェクトVRの仕組み
- オブジェクトVRの作り方は簡単だけどアナログ撮影では難しい
- アナログ撮影を行うメリットとデメリット
- アナログ撮影のメリット
- アナログ撮影のデメリット
- 小見出し3
- オブジェクトVRをサイトに実装7つのメリット
- オフラインとオンラインをコンテンツで繋げる
- ユーザー体験(UX)の向上
- ライバルとの差別化①コンテンツの優位性
- ライバルとの差別化①話題性
- 商品ページの滞在率
- 購買意欲の向上
- コンテンツの情報量の増加
- オブジェクトVRのデメリット
- WEBでの活用方法が限定的
- 少しだけWEBコーディングの知識が必要
- ファイルが重い
- オブジェクトVRの実際の使い方
- 店頭POP等での販促を強化
- 阪大しやすい情報を多く提供できる営業
- 伝わりやすい社内資料で議論を活発化
- 家や会社に帰ってからも検討しやすい展示会資料
- 社内共有しやすいパンフレット
- カタログ・リーフレットからECサイトへの導線づくり
- インパクトを残す名刺で覚えてもらう
- プライスタグでコンテンツを見せる
- ECサイトでリッチコンテンツを掲載
- コーポレートサイトで印象付けに
- WEB展示会の資料に
- SNSで情報発信
- オブジェクトVRを社内で簡単に実現する方法
オブジェクトVR(360度回転画像)とは
実際にオブジェクトVRの画像を動かしてみよう!
スワイプ(ドラッグ)やピンチインピンチアウト(マウスホイールを動かす)をしてみてください!
オブジェクトVRとは、一言で言うと、「触れられる画像」です。
360度の回転アニメーション画像とも呼ばれており、1枚1枚の画像を組み合わせて、パラパラ漫画の要領で構成されています。ドラッグやスワイプをして画像を自由に動かせるアニメーションコンテンツのことを指します。
オブジェクトVRは作り方より活かし方が大切
どこでオブジェクトVRが作れるかを探すのではなく、オブジェクトVRを使って何を達成したいかを明確にすることが何倍も大事です。オブジェクトVRは、弊社のシステムを始め、どこでも簡単に作れるような時代になりました。
出来上がったコンテンツをいかに効果的に使うかが重要です。事例も含めご相談承っております。
オフラインからの導線づくりとユーザーの動きの見える化
OMO(Online Merges with Offline)施策をしっかり実施されている企業様は非常に少なく、具体的に店舗やポップアップストアからECサイトに流せた数やオフライン経由の売上などを正確に把握している企業様も同様に少ないです。
実はコンテンツで購買意欲向上も計れて、データも見れる、ECに繋げられます。下記の流れでECまでをシームレスに繋ぐことが可能になります。
オブジェクトVR(360度回転画像)の仕組み
オブジェクトVR/360度回転画像を構成しているのは、主に3つです。
①画像(8枚~24枚が一般的)
②Javascript
③html
詳しい内容は、本題とは関係ないので、割愛します。ご興味ございましたら、オンライン等で丁寧にご案内いたします^^
オブジェクトVR(360度回転画像)の作り方は単純だけど、アナログでは難しい
※自動撮影システムで15度ずつ回転させて自動撮影した画像
オブジェクトVRは先述した通り、構成自体は難しくないのですが、その素材づくりが面倒です。特に撮影の部分に関しては、商品を360度で何枚撮るかを決めて均等に30度ずつや15度ずつ均等に回して撮影することが必要になるため、簡単にはできません。
もちろん数度のずれは大きな問題にはなりませんが、回しているときの違和感は生じやすくなります。
このいくつかの問題点はテクノロジー(自動撮影システム)で簡単に解決できることも覚えていただけると嬉しいです。
3ステップでオブジェクトVRが作れる⁉
写真のセンスやカメラの知識はなくても大丈夫。リッチコンテンツでライバルとの差を埋めましょう!
アナログで撮影を行うメリット・デメリット
アナログ撮影/作業のメリット
メリット1.費用が掛からない
メリット2.すぐに取り掛かれる
メリット3.頑張れば最後まで作れる
メリットは、主に個人の方、カメラマン、とりあえずやってみたい方にとっては試す意味合いでもメリットは大きいです。しかし、メリットの数を簡単に越える数のデメリットがある事はお忘れなきよう…
アナログ撮影/作業のデメリット
デメリット1.膨大な時間が必要
デメリット2.撮影枚数分の画像編集が必要
デメリット3.均一なライティングもしくは白抜きで背景を仕上げないと違和感が生まれる
デメリット4. 人件費が余計にかさむ
デメリット5. 業務が圧迫される
時間がかかる上に、画像編集までを細かく見ていくと「時間」という非常に大事な資産を奪われることになることは、始める前に考えるべきです。
オブジェクトVRの実装する7つのメリット
オフラインとオンラインをコンテンツで繋げる
先述したOMO(Online Merges with Offline)施策として、360度ビューコンテンツを活用することで、リーフレットや店頭POP、雑誌からECサイトやコーポレートサイトに繋げていくことが売上のトップラインを上げる大きな要因になることは間違いありません。
オフラインとオンラインを別の施策、視点で見ていくのではなく、繋げてみていくことで可能性は大きく広がると思います。
ユーザー体験(UX)の質向上
実店舗で買う理由とオンラインで買わない理由をミックスすると実際に手に取った感じを与えられて、不協和認知の解消をしてあげれば、購買意欲は飛躍的に高まることがわかります。
下記のデータから、オブジェクトVRと口コミが商品ページにあることで、ユーザー体験の質の向上はできることがわかります。
引用:実店舗とECサイトで購入する理由、使い分け方法、商品購入までの消費行動を1000人に聞いた【買い物調査】
ライバルとの差別化①コンテンツの優位性
今のECサイトは、簡単に売れているサイトを真似できるため、どこも似たような構成になっており、今の正解に近づけられます。
しかし、画像や構成が似ていたとしても、コンテンツを作る力は雲泥の差があります。一見同じコンテンツでも、1SKUにかけている時間がまるで違い、簡単に作っているか苦労して作っているかが、サイトの更新や商品掲載数、サイトの運営に大きく関わってくることは間違いありません。
コンテンツを作る力がある=コンテンツの優位性=企業の優位性=サイトの優位性
コンテンツ製作は売上に直結する要素の一つとして考えていいと思います。
ライバルとの差別化②話題性
ECや小売、メーカーの業界は非常に狭い世界です。特に情報社会になってからは、すぐに真似ができるため、話題性の取り合いとも言えます。
しかし、先述した通りコンテンツを作る力は簡単には真似できません。では、簡単に作れない話題性のあるコンテンツが量産出来たらどうでしょうか。
それをユーザーに認知させられれば、競業優位性を持つことができ、ライバルに追い付け、追い越せ、突き放せが可能になります。
商品ページの滞在率上昇
オブジェクトVRは、認知はされているが、実装されている数が少ないコンテンツのため、珍しい部類に入ります。珍しいコンテンツが目に入ると手を止めて体験したくなることから滞在率が上がるというデータが出ています。
コンテンツは購入意思がはっきりある人じゃないとまじまじと見てくれません。他のサイトにはない、興味をそそる動画や見慣れないオブジェクトVRがあると、ちょっとした違和感をとっさに感じて手が止まります。
人は一度体験したことは、またあると予測してしまう生き物なので、もっとも興味のある商材でもそのコンテンツがないかを確かめに行くでしょう。
そこにお目当てのコンテンツがあれば、購買意欲が向上することは間違いないでしょう。
購買意欲の向上
滞在率と相関関係があるのが購買意欲です。単純に考えれば、長く滞在させられればチャンスは増えると考えていいと思います。
引用:「駅ビル回遊行動調査」
1コンテンツあたりの情報量の増加
現代は、情報の洪水状態で、ほとんどの情報は垂れ流し状態。現代人は情報に触れすぎて疲れているので、端的に済ませられるものは端的に済ませたいと考えています。
インターネット黎明期からあるまとめ記事やサイトが今でも形を変えて残っている理由は、ただ一つ。サーチコストが高い情報があるからです。
サーチコストが高いジャンルの一つとして、ECサイトの商品情報です。日々触れるものを購入することを考えれば、サーチコストをかける意味はありますが、あなたも経験があると思います。
求めている情報はわからないけど、求める結果が得られないから買い物を諦めたもしくは後回しにしたこと。これは1コンテンツの情報量が多ければあまり起こりえないことと考えられますので、ワンクリックしたときの情報量や商品ページ、資料の情報は有益な情報であれば多い方が良いと考えられます。
オブジェクトVRのデメリット
WEBでの活用方法が限定的
まだプラットフォームが整っていないサイトも多く、自社サイトやSNSがメインの使いどころになります。
少しだけWEBコーディングの知識が必要
基本はiframeタグを使用して、オブジェクトVRを掲載をしていく流れになるため、多少コーディングの読み書きができる必要があります。
ファイルが重い
画像の詰め合わせパックとなっているため、コンテンツは通常の画像を扱うのとはわけが違います。普段使っているサイズや解像度にも寄りますが、10倍程のサイズ感にはなると思います。
ボリュームゾーンとしては3MB~10MB程になりますので、現代の通信スピードやスマホやパソコンの機能では重いと感じないでしょう。
オブジェクトVRの実際の使い方
店舗でのPOP等で販促を強化
判断しやすい情報量を多く提供できる営業
伝わりやすい社内資料で議論を活発化
家/会社に帰ってからも検討しやすい展示会資料
社内共有しやすいパンフレットの作成
カタログ/リーフレットからECサイトへの導線
インパクトを残す名刺で覚えてもらう
プライスタグ→コンテンツ→ECサイトの導線
ECサイトで見たいが見れるコンテンツ提供
無機質なコーポレートサイトに変わったコンテンツで印象付け
どこよりも早い情報をSNSで発信
オブジェクトVRを社内で簡単に実現するツール
ライティングは自由自在で設定保存もできる
自動撮影システムは、上記の照明の調整とカメラの設定をセットでソフト内にテンプレートとしていくつでも自由に溜め込めます。シューズを撮影するときは「A」というテンプレート、ウェアを撮るときは「B」、アクセサリーを撮るときは「C」のように、商材や色などによってテンプレートを保存しておけば、誰がやっても同じ環境で撮影ができるため、プロもアルバイトも同じクオリティで商品撮影ができるようになるんです
今まで教育が大変とされていた、カメラの技術が会社にノウハウとして溜められるとなると業務が円滑に進められると思いませんか
さらに、自動撮影システムでは、撮影と同時に背景処理も5秒で行うため、編集の時間も大幅に削れます。さらに、さらに!撮影した画像は、リネーム、リサイズ、形式変換、フォルダ振り分けを複数パターン一気に保存できるため、撮影、編集、加工のトータル工数と時間が1/3も夢じゃないです。