2022年4月1日

2022年4月11日

背景切り抜き/白抜きのおすすめツール「PicWish」とは

様々な背景切り抜きツールがありますが、今回はApowerSoftがリリースした「PicWish」というクラウドの切り抜きツールをご紹介します。

こちらは同様のツールの中では、総合的に見れば個人的には一番おすすめできるツールです。メリットや他社比較、サンプルなども交えて、どこよりも手厚く、忖度なしで徹底解説します。

プロが最も利用している背景切り抜きツール

Photoshop

画像編集・背景の切り抜きツールと言ったらPhotoshop(フォトショップ)と言っても過言ではないです。自社商品を販売しているメーカーや商品を販売している小売業のほとんどはフォトショップのアカウントを持っているので、説明をする必要は不要だと思いますが、色味補正、リサイズ、背景切り抜き加工、画像合成、背景処理、バッチ処理などあらゆる機能を兼ね備えている最強の画像編集・画像加工ツールです。

ある程度の編集技術や写真に対する知識が必要とされるため、初心者がすぐに簡単に使えるツールではない。
また、技術力の差により画像編集や画像の切り抜き時間が大きく左右され、この点はデメリットに挙げられることも多いです。とは言え、画像編集ツールはPhotoshop(フォトショップ)1強と言っていいですね。

しかし、クオリティの高いものは往々にして、時間がかかり、クオリティとスピードがトレードオフの関係にあることに頭を抱えています。

このPhotoshopにかける時間をどうにか減らせないか…その悩みの一部を解決してくれるのが全自動の画像編集ツールです。

EC事業者がよく利用している背景切り抜きツール

Zenfotmatic

1つの背景透明化ツールです。通称”ゼンフォト”と呼ばれているzenfotomaticです。選定理由は、WEBサイトをご覧いただければわかりますが、商品点数や認知度の高い大手企業も多く導入しており、1枚8円からと20円と安価に画像の背景切り抜き(白抜き)や画像編集ができるのが、最大の魅力。
バッチ処理もでき、背景透過や透明化だけでなく、多くの画像編集・加工を自動で施してくれます。

画像の背景を透明にする技術は年々向上しており、中でもzenfotomaticは雑多にある編集関連のフリーソフトやアプリとは画像加工・画像処理のレベルは「桁違い」です。

画像編集の初心者や背景切り抜き手軽にしたい人におすすめのツール「PicWish」

picwish

オンライン上の白抜きツール

WEBサイト上で選択したファイルをアップロードすることで、数秒で背景切り抜きができる非常に便利なオンラインツールです。

「remove bg」や「Clipping Magic」などのツールと同じ内容にはなりますが、毎日、画像編集のアルゴリズムに触れている私から見ても、自動でここまでの白抜き精度があるツールは見たことがありません。

同じツールの中では、現段階(2022年3月31日現在)でPicWishが最高品質で出来ると考えてもいいと思います。その理由について細かくお伝えしていきます。

こんな人に「PicWish」はおすすめ

・個人で画像を編集扱っている人

・画像の編集技術がない人

・画像編集する枚数が少ない人

・画像編集の工数を無料で減らしたい人

「PicWish」をおすすめできない人

・企業規模で画像を扱っている人

・画像編集が必要な枚数が多い人

・複数枚一度に編集をしたい人

PicWishのメリット

画像の背景切り抜きが最高精度

切り抜きの精度が抜群だということ。ここにPicWishの最大の強みがあると考えています。サンプル画像をご覧いただければわかりますが、1本1本の髪の毛まで鮮明に切り抜きできるのは驚きでしかないです。

これは体感した人にしかわからない精度なので、まずは体感してみてください。

利用料が完全無料

二つ目のメリットは、完全無料である点です。完全無料でクオリティも申し分ないので、まずは使ってもらい、PicWishの実力を確かめてみてください。

remove bgやClipping magicと違い、現状では、サイズの圧縮もないため、切り抜きされた画像が切り抜き前と同様のピクセル数(サイズ)で出力できる点は他のツールよりも評価が高い理由の一つです。

サイズの圧縮もない

三つ目は、サイズの圧縮がない点です。先述した通り、サイズの圧縮がない画像が無料でダウンロードできるのは、PicWishの強みです。他のツールはクレジット制で10~20円前後の支払いが発生するので、PicWishを使うメリットは大きいです。

背景合成も容易に出来る

四つ目は、背景処理が終われば、背景合成も非常に簡単にできるようになります。合成したい背景をアップロードしておくだけで、簡単に合成できるので、編集ソフトを使用しなくても加工ができ、時間の節約ができます。

個人で気軽に使える

五つ目は、フリーアドレスなどを使って会員登録するだけで、ダウンロードができるようになるので、個人的にビジネス、プライベート関係なく使用できるため、1日や1週間で白抜き加工の数が少ない人にとっては、重宝できるツールといっていいでしょう。

PicWishのデメリット

正直なところ、デメリットはないのですが、あえて言うなら下記の2つです。

会員登録が必要

一つ目は、ダウンロードには会員登録はしなくてもスポット利用が出来るのですが、スポットでの利用手順と会員登録の手順がほぼ同じなので、会員登録をおすすめします。

複数枚の同時加工はできない

二つ目は、複数枚同時に加工ができない点です。1枚1枚の画像を都度編集していくため、複数枚同時に進行させることはできません。

そのため、多くの画像を一気に処理する必要性がある場合は、ゼンフォトなどの別のツールや切り抜き.jpなどの切り抜き作業の外注を利用する方が得策かもしれません。

競合他社ツールとの比較

Comparison

使い勝手/操作性

使い勝手は、3社ともに大きな差は感じられないです。

PicWish:シンプルな作りで捜査に迷いにくく使いやすいです。

removebg:シンプルな作りな上にドラック&ドロップで複数枚同時に進行できるため使いやすいです。

clipping magic:機能が豊富なので、若干UIや使いやすさという面では慣れが必要になるかと思います。

画像の背景切り抜きの精度

画像切り抜きの精度はPicWishが一枚上手です。検証した画像は背景もボケている上に細かい髪の毛が多くあるため、PhotoShopで行う場合、非常に嫌味のある画像です。

自動切り抜きで行うとこんな結果になりました。

 

元画像がこちら

 

各ツールで背景切り抜きをした画像がこちらPart1

各ツールで背景切り抜きをした画像がこちらPart2

PicWishは細かい毛まで鮮明に、かつ自然に残しており、他を圧倒しているのがわかります。

removebgは切り抜きの精度は良いのですが、細かい部分はある程度消しに行くアルゴリズムになっているようです。物撮りやふわふわした素材以外は得意な印象です。

clipping magicはそもそも切り抜きに失敗しているのと、どこを処理してどこを処理しないのか微妙な精度で、安心して任せられるクオリティではないのが見て取れます。

白抜きの処理速度

PicWishは、速度は再開ですが、リカバリーもほぼ必要ないので、その他の時間に捕らわれることがないため、トータルの時間を考えれば、この秒数分は誤差の範囲になると思います

removebgは、速度も精度も2位ということで安定の平均点。

clipping magicは、処理速度は速いのですが、速い分粗いという結果かもしれない。

リカバリー機能の豊富さ

PicWishは、消しゴムと復元のブラシ(大きさの変更可能)と切り抜きシーンが3種類選べ、各シーンに最適化したアルゴリズムで背景を切り抜いてくれます。

removebgは、PicWish同様に消しゴムと復元のブラシのみ

clipping magicは、ふわふわした素材用にヘアツールというブラシや、他の二社と同様の消しゴム&復元のブラシ、スカルペルという線でつないだ場所を編集できるツール、スムージングなどがあり、リカバリー機能の豊富です。

背景色/背景合成の可否

PicWishは、背景色の変更と画像の差し替えが可能

removebgは、背景色の変更と画像の差し替えが可能

clipping magicは、背景色の変更のみ可能

その他編集機能

PicWishは、特に編集機能なし

removebgは、特に編集機能なし

clipping magicは、トリミング、画像の色味補正、影の追加などの基礎的な編集機能があります。

「PicWish」会員登録の方法!1分で完了

TOPでログインボタンを押す

メールアドレスとパスワードを設定して、認証コードを取得

メールアドレスと任意のパスワードを入れる(新規で設定する)

真ん中の認証コードを入れるために取得ボタンを押す

認証コードを入力→登録

メールに飛んできた認証コードを60秒以内に入力して、登録ボタン

登録完了

ダウンロードできる状態になりました。

SNSアカウントでも登録可能

PicWishの使い方を解説

操作概要

 

TOPページの画像をアップロードボタンを押す

 

フォルダから画像を選択して、開く→白抜きが自動で開始

 

機能紹介

 

編集ページのメニューは大枠5つ

「シーン切り替え」「ブラシ機能」「背景設定」「画像ダウンロード」「画像の再アップロード」

 

 

シーン切り替えは3種類

「ポートレート」「製品」「グラフィック」をアップロード時にオートで決められるが、変更も可能

 

 

ブラシは消すか残すかの2機能

残したいところが消えていた場合は保留

消えてほしい場所が残っていた場合は削除

※ブラシの大きさも変更可能

 

 

背景合成をする/背景画像編

背景ボタンを押す

 

画面が切り替わったら画像ボタンを押す。「+」ボタンで背景にしたいファイルを追加。

 

 

追加された画像を選択すると、背景が変更可能です

 

 

背景合成をする/背景色編

背景合成の画面で「色」を選択して、好きな色を選択。

※変更したい色がない場合は、別途カラーコードなどを使用して単色の画像を作成し、背景画像として差し込んでください。

 

 

編集を終えたら、右上のダウンロードボタンを押せば、ダウンロードが開始されます。

 

PicWishで白抜きした画像サンプル

ポートレート-1

▼ 元画像

▼ PicWishで背景切り抜きした画像

ポートレート-2

▼ 元画像

▼ PicWishで背景切り抜きした画像

物撮り-1

▼ 元画像

▼ PicWishで背景切り抜きした画像

物撮り-2

▼ 元画像

▼ PicWishで背景切り抜きした画像

物撮り-3

▼ 元画像

▼ PicWishの編集画面

手前のレンズのみ背景と認識されている。白飛びしているものはさすがに難しいが、奥のレンズはおおよそ切り抜きできているので、ブラシの補正などでレンズを塗れば問題なさそう。

▼ 未編集の仕上がり画像

透明な素材

▼ 元画像

▼ PicWishで背景切り抜きした画像(背景-黒)

▼ PicWishで背景切り抜きした画像(背景-白)

イラスト

▼ 元画像

▼ PicWishで背景切り抜きした画像

所々、背景として認識されているが、ブラシで10秒編集すれば修正できるため、許容範囲内かと思います。

トルソー

▼ 元画像

▼ PicWishで背景切り抜きした画像

まとめ

高性能な切り抜き処理ができるクラウド白抜きツール「PicWish」の素晴らしさは、お分かりいただけたと思います。しかし、切り抜きのアルゴリズムにはある程度の限界点がある事も、同時にご理解をいただければと思います。

ツールを過信せずに、どこまでやれれば問題ないのか、どこまでやれると現状の作業、業務がどのくらい効果があるかをいくつかの画像で試していただければと思います。

楽天やAmazon、自社サイトなどを立ち上げた企業や個人の方も多いと思います。ECサイト上の商品画像は、白抜きが基本になりつつあります。

その作業自体に工数を割くのではなく、マーケティングに時間を割くことで初めて売上アップが狙えます。PicWishをはじめとするツールはその手助けをするための道具に過ぎません。

されどツール。ツールの使い方で生まれなかった時間が生まれるのも確かですので、是非体験し、いい時間の使い方をして頂ければ私も嬉しいです。

この記事を書いた人
アライ  ユウキ
荒井 裕希
 
美容専門学校を卒業し、アパレル雑貨や携帯販売、独立して自ら開業するなどして10年。その後自動撮影システムの業界に入り、4年半(2021年7月現在)を迎える。3000を超える方と商談を行い、担当事例は100社を超える。8割がアパレルやファッション雑貨で、大手~スタートアップまで規模を問わず担当。お客様の一時期の成功ではなく、成功し続ける環境を伴走して構築することをモットーにご案内中。本質を見失わないようにロジカルに情熱を持って皆様と向き合います。

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