化粧品写真のおしゃれな撮り方とは?インスタ映えする撮影のコツを伝授
コスメ写真のおしゃれな撮り方
白背景・色つき背景にする
コスメの写真には清潔感が必要です。それを表現するために多く使われるのが、白い背景やシンプルな背景を用いる方法です。
・インスタや商品ページなど幅広く活用できる
・商品の魅力を伝えやすい
・商品を選ばない
・一瞬で得られるインパクトが弱い
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コスメの商品撮影を誰でもキレイに撮影する方法
写真のセンスやカメラの知識はなくても大丈夫。EC用に白抜き画像も一緒に撮影できちゃいます。商品撮影の常識を覆す撮影システムを体験してみませんか?
屋外を背景にする
コスメのパッケージは、清潔感が必要になるため、シンプルなものが多いです。シンプルな商品と背景では、写真から受け取るインパクトが少ないと感じてる方には屋外を背景にすることをおすすめします。
・SNSに大事な映える写真が作れる
・イメージコントロールがしやすい
・おしゃれな場所を探さなければいけない
・背景によってはイメージが崩れる(ターゲットがズレる)
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布を背景にする
コスメ(化粧品)以外にも高級感を演出するために使われるシルキーな生地や布を使っていくのもおすすめです。
・SNSに大事な映える写真が作れる
・高級感が演出できる
・女性らしさが増す
・布の成形が大変(失敗すると見栄えが悪くなる)
・センスが必要
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スウォッチ写真を撮影する
コスメや化粧品の中にはリップやアイシャドー、チークやファンデーションなど人の肌に馴染ませて使うものがあります。その場合、黄色人種である日本人と外国人では実際に肌に乗せた印象がガラッと変わってしまいます。
そのため、このスウォッチ写真は有益な写真としてSNSや商品ページで多く使われています。
・実際に肌に乗せた際の色味が確認できる
・1つの写真で多くの色味の確認、比較ができる
・SNSに大事な映える写真が作れる
・一般的な肌色のモデルが必要(日焼け等に気を付ける)
・小物の配置や写真の構図の知識が必要
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植物や花びらなどの小物を添える
コスメや化粧品に限らず、イメージカットをメインとする場合、商品写真の背景に置ける小物
・実際に肌に乗せた際の色味が確認できる
・1つの写真で多くの色味の確認、比較ができる
・SNSに大事な映える写真が作れる
・小物の配置や写真の構図の知識が必要
・背景もしっかり整える必要がある
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利用シーンを撮影する
コスメや化粧品は失敗した時のダメージが大きいのも特徴として挙げられます。できる限り安心感を与えるためにモデルなどを使って利用シーンを提供することで、安心感が生まれます。
生活感のあるコンテンツは昨今のトレンドでもありますので、積極的に取り入れていくことをおすすめします。
・実際に使っているイメージが表現できる
・生活に馴染んだコンテンツが作れる
・SNS映えする
・モデルの手配が必要
・モデルの契約によっては期間限定の打ち出しになるケースがある
・スタジオでの撮影が必須
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複数の商品を並べる
コスメ・化粧品は同じブランドやカテゴリーを並べて商品写真を撮影することでそのラインナップで揃えたら安心、または揃えて使いたいという心理に働きかける画像としても有効です。
一つ一つの商品を別々にアピールすることは、非常に手間もかかりますが、同時アピールすることで、商品ラインナップがこれだけあるんだと認知させることができ、マーケティングメリットも得られます。
・商品ラインナップを1枚で伝えられる
・揃えて使いたいと思わせられる
・写真が映える
・並べ方に工夫が必要
・1つの商品を撮影するよりもスペースが必要
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商品のパッケージも一緒に撮影する
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化粧品中身のテクスチャーを見せる
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斜めに並べる
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高低差をつけて立体感を出す
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窓際で自然光を活かす
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商品の形を活かして並べる
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対角線上に並べる
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コスメの商品撮影を誰でもキレイに撮影する方法
写真のセンスやカメラの知識はなくても大丈夫。EC用に白抜き画像も一緒に撮影できちゃいます。商品撮影の常識を覆す撮影システムを体験してみませんか?
【アイテム別】化粧品写真の撮り方
王道のスニーカーの撮り方1に加えてよく見る撮影方法の2つ目。白背景で斜め45度に傾けられた影付きの画像。カメラの角度はフラットかフラット気味に撮影するのが多いです。こちらもいくつか紹介します。
アイシャドウ・チーク
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アイシャドーだけではなく、リップやファンデーションと一緒に商品写真を撮影することで写真からトータル提案をすることができます。
リップ・口紅
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アイシャドーだけではなく、リップやファンデーションと一緒に商品写真を撮影することで写真からトータル提案をすることができます。
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マスカラ
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アイブロー
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美容液・化粧水・乳液
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SNS用の撮影クオリティをUPさせる撮影キット
写真のセンスやカメラの知識はなくてもクオリティをあげる唯一方法は「自動撮影システム」です。
EC企業に最も選ばれている商品撮影の常識を覆す撮影システムを体験してみませんか?
化粧品の写真撮影で押さえておきたいポイント
商品のイメージを作る
商品のイメージは視覚的に作っていかなければいけませんので、画像やコンテンツが非常に大事になってきます。
下記のDIORのInstagramでは、ブランディング戦略を崩さないように使っているものや瞬時に感じ取れるイメージは統一感があります。
誰にどんなイメージを持ってもらいたいかなど先に決めてからコンテンツ作り統一感のあるようにしましょう。
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窓際で撮影する
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インスタの投稿の中でも多く見られるのが、窓際の撮影です。窓際の撮影のメリットは3点あります。
①自然光で商品写真の品質が安定する
②窓や外を背景として使える
③誰でも撮影ができる
光が反射しないように工夫する
化粧品の撮影は、透明や鏡面仕上げの商品が多いため、難しいとされています。難しい被写体で重要になるのは、光の扱い方です。光を当てすぎても白飛びしてしまいますし、写真が暗いとイメージが悪く見えるので、撮影に慣れている方でも難しいと言われるカテゴリーです。
光を反射させない、させ過ぎない具体的な方法は下記の通りです。
①光の遮断する
②光をトレーシングペーパーやアートレやレースカーテンなどで抑える
③光の入射角度をコントロールする
【改善の手順】
撮影をしたい角度からカメラを構えた時に予期せぬところが光っているもしくは光り過ぎている場合
①どこからの光が反射を起こしているのかを特定し、紙や手などで遮断してみましょう。
②①によって写真が暗くなりすぎたりした場合は、透ける紙(アートレやトレーシングペーパーやカーテンなど)で光を和らげてみます
③②によって改善されない場合、そもそもの光の入ってくる位置を変えなければいけないので、商品を動かすか(移動、立てる、寝かすなど)、照明の位置を変更しましょう。
上記の3ステップで商品への光の回り方は変わってきますので、お試しください。
LEDライトを使う
商品写真を再現性高く、品質を保つことができていないなら自然光ではなく、LEDライトの活用をおすすめします。
おすすめの理由
①光の強さが数値化されている
②場所を選ばない
③天候を選ばない
④商品の配置が自由に行える
⑤撮影グッズで表現力を拡張できる
LEDライトは、ストロボライトと違い、初心者にもやさしい設計になっているため、扱いやすいのが特徴です。
位置や角度を細かくメモし、撮影を進めていくことで、担当者が変わっても再現できる環境が構築できます。
【スマホ・カメラ別】化粧品の写真撮影での注意点
一眼レフカメラで撮影する場合
一眼レフカメラで撮影する場合、以下のポイントを抑えてライバルに差をつけるプロっぽい撮影を実現していきましょう。
①マニュアルモードもしくはAvモード(絞り優先)で撮影をして、ボケ味をコントロールする
②写真の構図を意識する
③自然光を最大限活用する
④背景にこだわりをもつ
⑤三脚を使う
上記のポイントを抑えて撮影するだけで、商品写真か受ける印象はガラッと変わります。
5つを意識しながらもう一度冒頭の事例を見ていただければと思います。
スマホカメラで撮影する場合
スマホカメラで撮影する場合、一眼レフで撮影する場合と大きな違いはないのですが、以下のポイントを抑えてライバルに差をつけるプロっぽい撮影を実現していきましょう。
①グリッド機能を使う
②写真の構図を意識する
③自然光を最大限活用する
④背景にこだわりをもつ
⑤ポートレートモードで背景をボカす
ボケが必要ない場合は、ポートレートモードは使用せずに撮影をされてみてください。
上記の二つを比較していただくとお気づきだと思いますが、「どんなカメラで撮影するか」ではなく「どんな環境で撮影するか」が重要です。
LINECamera
Photo Director
▶ 公式サイト
AnalogParis
▶ Apple
まとめ
化粧品の撮影は、プロでも難しいとされているカテゴリーで、撮影者によってクオリティのムラがあります。そのため、化粧品をきれいに見せるための撮影ノウハウがどれだけあるかがインスタやECサイトで訴求する上で大きな違いを生みます。
この記事を書くにあたって様々なメーカーの画像を目が充血する程見ましたが、ノウハウがある企業(時間もしくはお金をかけて学んでいる)とノウハウが不足しているなと感じる企業は真っ二つに分かれており、購買者として受ける印象も大きな違いが生まれると実感しました。
化粧品の撮影においては、とりあえずやってみるのではなく、知識を入れてからトライ&エラーを繰り返した方が近道になります。
何か参考になれば嬉しいです。
物撮りの改善をしたい方は自動撮影システムもおすすめです。
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ライティングは自由自在で設定保存もできる

技術はいらない!商品撮影と背景切り抜きを同時にやる

今まで教育が大変とされていた、カメラの技術が会社にノウハウとして溜められるとなると業務が円滑に進めらます。
自動撮影システムでは、撮影と同時に背景処理も5秒で行うため、編集の時間も大幅に削れます。
撮影した画像は、リネーム、リサイズ、形式変換、フォルダ振り分けを複数パターン一気に保存できるため、撮影、編集、加工のトータル工数と時間が1/3も夢じゃないです。