2022年8月3日
2022年8月4日
商品撮影には前準備を怠ると再撮影などでトータルで要する時間が多くなるため、準備はしっかり行いましょう。
まずはじめに行うのは、どのような写真を撮りたいのかはっきりとしたイメージを持ちましょう。
・背景は白なのか柄付きなのか
・腕時計は寝かせるのか、治具を使うのか
・イメージカットなのか、被写体単体なのか
・その写真を見て何を受け取ってほしいのか
・機能を見せるのか、時計全体を見せるのか
・どこに掲載するのか(SNS、POP、WEBサイト、カタログ、資料)
このように考えなければならないことは多くあります。腕時計のような小物の場合は、撮影治具や撮影小物が必要な場合が多々ありますので、自分の考えている画像はどういった写真なのかを先に探してから必要なモノをそろえていきましょう。
腕時計は背景によっては、価格イメージが大きく変わる商材の一つです。商品の置き方一つでも変わるので、注意必要になります。
実用的なイメージを演出するすなら洋服などと合わせるのもおすすめです。
引用:GoodsPress
約1万円でイメージカットに最適な背景を構築できるPinostudioもおすすめです。
自然光を光源に選ぶ場合は、時計の上部に光源が来るようにテーブルの位置などを調整することをおすすめします。
また時計の真正面からライト当てると盤面が白く光ってしまいますので、横から当てるようにしましょう。時計を照明ではなく斜めから撮影する際は盤面からライトを避けるように配置し直してください。
時計の針は10時10分に合せるのが通例です。ロゴなどがあっても邪魔にならないことと、見栄えが良いためこの針の位置と言われています。
商品撮影には欠かせない、着用イメージや空間イメージなどは購入後のキラキラした未来を想起させるためには必要不可欠素材です。
腕時計でいうと、高級時計やビジネスユースを想定した写真だと上記のようなビジネスカジュアルの服装で時計を装着して、動きのあるカットにすることで、使用イメージが湧きやすくなります。
箱に入れたままのイメージカットも雰囲気が出ておすすめです。しかし、箱などにこだわっていない商品や、品質がいまいちなケースなどは一緒に撮影しないでください。
真上からと言っても撮影方法は多くあります。代表例としてはイメージカットがあります。腕時計の大枠のジャンルは、アクセサリーや財布などアパレル小物にいちしているので、近しいジャンルの商品と一緒に撮影するといいでしょう。
こちらもオーソドックスな撮影方法ですが、時計を絶たせて撮影するパターンです。治具も必要なく撮影自体は簡単なのですが、撮影の品質が悪いとイメージが悪くなるので、気をつけましょう。
真横からの撮影の場合、非常に雰囲気のある撮影ができるため、絞りなどの特徴を把握して、ボケ味を生かした撮影をしてみましょう。
ブランドロゴがしっかり見えるように撮影すると同時に時計本来の魅力も伝えられる角度で撮影をしていきましょう。ライティングが光源によってはブランドロゴなどが白光りしたり、黒くつぶれたりするので、注意して撮影していきましょう。
Googleが提供している画像編集ソフト。有料級の高機能が無料で使用できるため、非常におすすめです。会社もわからないような画像編集アプリを使うよりもよっぽど使い勝手も機能もいいです。
対応OS: iOSおよびAndroid
価格:無料
商品撮影や写真加工において、もっと有名な編集ソフトの一つはこの「Adobe Lightroom」です。クリエイティブに精通されている方はAdobe製品のいずれかを使っていることがほとんどかと思いますが、長年プロに愛されている画像編集ソフトです。
対応OS: iOSおよびAndroid
価格:無料
商品撮影や写真加工において、もっと有名な編集ソフトの一つ「Adobe Lightroom」に並んで多く愛されている「Photoshop」。より細かい設定や機能があるPhotoshopも長年プロに愛されている画像編集、加工ソフトです。
対応OS: iOSおよびAndroid
価格:無料
ピントは手前に合せましょう。
・正面の場合は、盤面に焦点を合せる
・斜めの場合は、ベゼルの部分に焦点を合わせる
スマホでの撮影は、基本的には広い範囲でピントが合うため、手前に合せれば、時計の範囲くらいはピントが合うので、この方法がおすすめです。
スマホ撮影において、ずっと手持ちというもの撮影のクオリティのブレに関わってきますので、2千円~5千円ほどでスマホ用の三脚をご用意いただくのをおすすめします。
時計の盤面に対して、垂直にカメラを構えてシャッターを切ることが基本となります。もちろん、意図的にずらす場合や、イメージカットなどの場合はその限りではないので、ご注意ください。
まずは、正面に構えてみることをおすすめします。
初心者の方はグリッド線は必ず使いましょう。写真全体や被写体が曲がっている場合、見る側としては違和感を覚えます。「何かが変…」と思われたままだと見せたいところが見せられずにコンテンツを閉じてしまう可能性もあります。
商品画像はコンテンツの顔とも言える大事な部分なので、違和感を作らないようにグリッド線の機能をオンにしましょう。
スマホには万人が簡単に撮影できるようにするためにあらゆる機能が追加され続けています。
昔からある音量キーでの撮影も手振れを防ぐための機能として非常に有効です。また、現在は音声でのシャッターも切れるようになってきていますので、手振れが解消しない方にはおすすめの機能です。
自動撮影システムは、上記の照明の調整とカメラの設定をセットでソフト内にテンプレートとしていくつでも自由に溜め込めます。シューズを撮影するときは「A」というテンプレート、ウェアを撮るときは「B」、アクセサリーを撮るときは「C」のように、商材や色などによってテンプレートを保存しておけば、誰がやっても同じ環境で撮影ができるため、プロもアルバイトも同じクオリティで商品撮影ができるようになるんです
今まで教育が大変とされていた、カメラの技術が会社にノウハウとして溜められるとなると業務が円滑に進められると思いませんか
さらに、自動撮影システムでは、撮影と同時に背景処理も5秒で行うため、編集の時間も大幅に削れます。さらに、さらに!撮影した画像は、リネーム、リサイズ、形式変換、フォルダ振り分けを複数パターン一気に保存できるため、撮影、編集、加工のトータル工数と時間が1/3も夢じゃないです。