画像白抜き加工は撮影と一緒に!EC担当者に選ばれているツールを厳選

商品画像の自動白抜きツール(PC版)
まずは、私が自信をもっておすすめできる4つの画像の背景切り抜きツールをご紹介します。
・初心者でも簡単にできる
・基本ドラッグ&ドロップで数秒で処理
・プロの評価が高い
この3点が評価項目です。
zenfotomatic(ゼンフォトマティック)
1つの背景透明化ツールです。通称”ゼンフォト”と呼ばれているzenfotomaticです。選定理由は、WEBサイトをご覧いただければわかりますが、商品点数や認知度の高い大手企業も多く導入しており、1枚8円からと20円と安価に画像の背景切り抜き(白抜き)や画像編集ができるのが、最大の魅力。
バッチ処理もでき、背景透過や透明化だけでなく、多くの画像編集・加工を自動で施してくれます。
画像の背景を透明にする技術は年々向上しており、中でもzenfotomaticは雑多にある編集関連のフリーソフトやアプリとは画像加工・画像処理のレベルは「桁違い」です。
PicWish
2つ目の背景透明化ツールは、PicWishです。
PicWishが一番おすすめできる理由としては、白抜き精度がクラウドツールで一番高いこと、切り抜きのスピードが速いことにあります。
複数同時に走らせられないので、量産して使っていく形ではないですが、完全無料で解像度も少し圧縮する程度でちょっとした資料、ECサイト、POPで使用する分には申し分ないクオリティで仕上げてくれます。
個人、ビジネスどちらでも充分な力を発揮してくれるでしょう。
→背景切り抜き/白抜きのおすすめツール「PicWish」とは
この写真をご覧ください。
左の元画像から人だけを切り抜いてくれます。見えにくいかもしれませんが、細い毛の流れや細かい部分もしっかり切り抜いていて、今まで見たクラウドツールでずば抜けて精度がいいです。下記のクラウドツールとも是非比べてみてください。
remove bg
3つ目の背景透明化ツールは、remove bgです。
急激にシェアを広げてきている「画像の背景を切り抜きすること(透明化)」に特化したオンラインツールです。1枚11円からでzenfotomaticに劣らない価格で、高精度に背景・画像処理行ってくれます。
ドラック&ドロップで超高性能で画像背景透明化の処理ができるため、ITツール初心者でも使いやすくなっていることが選定理由です。
無料の場合、600pxほどの画像がダウンロードできますが、それ以上は有料といった仕組みです。
PNG素材(背景の透明画像)があれば、PowerPointでの報告資料や会議資料、店頭POPなどにすぐに使えるレベルの画像が一瞬で作成できるので、ぜひ一度使用されてみてください。人も物撮りも関係なく、綺麗に背景を透明に加工してくれます。


clipping magic
4つ目の背景切り抜きツールは、PicWish同様に画像の背景切り抜きが高精度で行える全自動の画像編集ツールです。
価格はremove bgの1/2~1/3ほど。写真・画像の背景を切り抜くだけであれば、充分に足りる機能を備えています。
PicWishやremove bg、clippingmagicをはじめ、無料で商品画像切り抜きや背景の透明化、画像編集、画像加工できるそふとやアプリが増えてきましたが、用途やニーズがマッチすれば上記の画像編集ツールは自信をもっておすすめできます。


ECフォトアシスタント
こちらは使用したことがないので、わかりませんが、後発で非常に自信をもって開発されていて、期待したい日本のツールということで特別枠として選定しました。簡単3ステップで画像編集、加工ができると手軽さが売りのEC事業者向けに特化したツール。
ツールの概要はzenfotomaticと遜色はなく、自動で画像編集してくれる幅が広く簡単にできるのが特徴。
EC担当者が使う!画像の自動背景切り抜きアプリ(スマホ版)
Apowersoft画像背景消しゴム-背景透過&写真消しゴム
これはスマホ版の中ではすごく優れものです。iOS、Android共に無料で使えるため、まずはこちらで試していただくのがいいかと思います。
Apowersoftは画面キャプチャーや動画編集ツールなど、クリエイティブなツールを多数開発しているので、そのクオリティは秀逸です。
背景透明化 Pro
スマホ版はPC版ほど使いやすいツールが少ないのですが、その中でもこの背景透明化ツールはそれなりに使いやすく使いやすくなっています。
画像を選択した後、アプリ内で自動判定して切り抜きを行ってくれます。その後に若干の修正を施せば資料に使う程度の画像は1分~2分ほどで作成せできます。
画像の背景を透明にする技術の向上に期待したいところです。
使ってみた感想
上記以外に20近いスマホ版、PC版を使用しましたが、正直なところおすすめに値するいいツールがありません。自動背景透明化の処理が甘かったり、操作方法が複雑で複数枚の編集や量産には向かないなど…
数枚は頑張ればできますが、これを継続的に行っていく場合、体調が悪い、疲れがたまっている、ストレスが溜まっているなど万全ではないときに取り組む時もあるでしょう。
その際にも手軽にできることが大事だと思いますので、上記以外のツールは現状おすすめしません。
追加があれば、随時追加していきますので、続報をお楽しみに!
背景切り抜き商品撮影システムにおまかせ
撮影+画像の白抜き加工を5秒で行う
画像の加工業務において、特に白抜き加工が面倒という声が多く挙がっています。加工業務を簡単に終わらせられると謳ったツールは多くありますが、大目に見ても全体の8割が限度です。
加工業務だけをいくら早くしても他の業務とつなげて仕事ができているので、トータルの時間はあまり変わらないというのもざら。
その点、自動撮影システムなら撮影~加工~保存までを一元管理できるため、撮影関連業務のほぼ全てをデジタルの力を使って今までの3倍の効率化を実現できます。
教育コスト、撮影コスト、編集コスト、業務時間が1/3になればやれることは格段に多くなるのはご想像いただけると思います。
画像切り抜きは業務の通過点

画像切り抜きをもくてきとしている企業いないと思います。その前後に商品撮影や色味補正、各種加工があり、その先にはお客様の目に触れる部分に使われていく、その過程で必要であるために行っているのではないでしょうか。
結局、ここだけを効率化しても最終的なトータルメリットはすごく薄くなります。前後業務も含めてまるっと解決することが、本質であり、効果が高いことは間違いないです。一部に自動化ツールを使い、業務効率を上げていたり、前後業務にまで広げてツールを活用している企業様もあります。
とはいえ、画像の背景切り抜き(白抜き加工)についてどうしているかは気になると思います。EC担当者やプロカメラマン、撮影代行がどんなツールで切り抜きをしているかアナログな3つの方法とアプリやソフト、サービスを8つご紹介します。使い勝手や価格なども踏まえてお伝えします。
画像の白抜き加工ツール1:「Photoshop」
画像編集・背景の切り抜きツールと言ったらPhotoshop(フォトショップ)と言っても過言ではないです。自社商品を販売しているメーカーや商品を販売している小売業のほとんどはフォトショップのアカウントを持っているので、説明をする必要は不要だと思いますが、色味補正、リサイズ、背景切り抜き加工、画像合成、背景処理、バッチ処理などあらゆる機能を兼ね備えている最強の画像編集・画像加工ツールです。
ある程度の編集技術や写真に対する知識が必要とされるため、初心者がすぐに簡単に使えるツールではない。
また、技術力の差により画像編集や画像の切り抜き時間が大きく左右され、この点はデメリットに挙げられることも多いです。とは言え、画像編集ツールはPhotoshop(フォトショップ)1強と言っていいですね。
しかし、クオリティの高いものは往々にして、時間がかかり、クオリティとスピードがトレードオフの関係にあることに頭を抱えています。
このPhotoshopにかける時間をどうにか減らせないか…その悩みの一部を解決してくれるのが全自動の画像編集ツールです。
画像の白抜き加工ツール2:「ペイント3D」
最近、画像編集ツールとして、多く記事を見かける「ペイント3D」Windowsには標準搭載されている画像編集アプリです。その機能のマジック選択を使うのですが、ご想像の通り、画像の切り抜きという観点で見ると精度いまいちなため、正直なところおすすめはできません。
被写体と背景の色味やコントラストがはっきりしているものであれば、簡単にできるものもありますが、個人的には、ペイント3Dのマジック選択はPowerPointの背景除去機能とそんなに変わらない印象です。
画像の白抜き加工ツール3:「パワポ(Powerpoint)」
Powerpointで背景処理をする手順はざっと上記の通りです。
控えめに言っても、面倒くさいし、自動判定の精度が悪いので、おすすめできないです。後述するツールをご利用いただくことをおすすめします。
このPhotoshopやパワポ、ペイント3Dにかける時間をどうにか減らせないか…その悩みの一部を解決してくれるのが全自動の画像切り抜き・編集ツールです。
背景切り抜き/白抜き加工を外注する
白抜き外注サイト「切り抜きjp」
一枚70円~で弊社の商談企業様で一番利用が多い画像切り抜きサービスです。インドの方が切り抜きをされているようで、その速さと精度は定評があり、リピーターが多くいる切り抜きサービスです。
白抜き外注サイト「キリコム」
一枚50円~でこちらもも切り抜きjp同様によく耳にする画像切り抜きサービスです。切り抜きjpよりは最低価格が安く提供されています。
背景切り抜き/白抜き加工の内製化と外注のメリット
背景切り抜き(白抜き)を社内で行うメリット
白抜きを社内で行うメリットはスピードにあります。多様なニーズにすぐに答えられる、マーケティングやクリエイティブ、ECの一貫性のある取り組みがシームレスに行えるため、社内でやるメリットは売上に直結すると言っても過言ではないです。
背景切り抜き(白抜き)を社内で行うデメリット
白抜きを社内で行うメリットはコストです。社内に代えの聞きにくいクリエイティブ職を置くとなるとそれなりのコストが発生します。アルバイトの2倍くらいの費用は必要な企業がほとんどだと思います。
そのコスト以上のメリットがスピードによって解決される場合は、間違いなくいいチーム作りができるはずです。経験上、兼務の方が圧倒的多数なので、クリエイティブだけ行っているケースはほとんどないため、コストメリットは十分にあると思います。
背景切り抜き(白抜き)を外注で行うメリット
画像切り抜きを外注することで生まれるメリットは時間です。社内に生まれる時間は多くなることは間違いないです。しかし、1枚当たり50円~100円程になるケースがほとんどなので、コストに見合う成果をその分上げられるかどうかが外注にお願いしてもいいかどうかのカギになります。
背景切り抜き(白抜き)を外注で行うデメリット
白抜きを外注するデメリットは、コストとその他の関連業務にあります。コストは先述した通り、時間が生まれたことによるメリットが、どれだけあったかが焦点となります。
その他の関連業務は、色味補正や画像合成、リサイズなどのその他の加工業務をどこでやるかという問題になります。カメラマンにお願いしている場合、リードタイムは長くなりますし、社内でやる場合はコストがかかる、どこでどんなコストが発生して、どんな効果が生まれるかは厳密に確認をする必要があります。
外注は楽できる分、副作用があることも忘れてはいけないです。
国内600社以上が使う商品撮影システム
ライティングは自由自在で設定保存もできる

技術はいらない!商品撮影と背景切り抜きを同時にやる

今まで教育が大変とされていた、カメラの技術が会社にノウハウとして溜められるとなると業務が円滑に進めらます。
自動撮影システムでは、撮影と同時に背景処理も5秒で行うため、編集の時間も大幅に削れます。
撮影した画像は、リネーム、リサイズ、形式変換、フォルダ振り分けを複数パターン一気に保存できるため、撮影、編集、加工のトータル工数と時間が1/3も夢じゃないです。