自動撮影機とは?機能と評価、日本や世界での導入状況
導入事例
2022年8月17日
自動撮影機とは?
物撮りを「誰でも」「簡単に」「キレイに」”がコンセプト
自動撮影システムは、商品撮影を「誰でも」「簡単に」「キレイに」できるようにすること”が根幹にあります。
そのため、プロのカメラマンの頭の中にある、照明の設定やカメラの設定、商品撮影、画像編集のノウハウが専用のソフト内にテンプレートとして残せるため、誰が撮影しても同じクオリティ、同じスピードで業務を進めることが可能になります。
商品撮影、画像編集・加工業務の3倍効率化を実現
・照明のセッティング
・商品撮影
・商品画像の編集・加工
・jpegやpngなどの形式変換、フォルダの振り分け
これらの業務を自動撮影機と専用のソフトウェアを用いて、一元管理することで全行程をわずか5分で仕上げる(※)ことができます。
※1SKU5~6cutで撮影する際の平均値
機材ラインナップは20種類以上
商品ラインナップは、
■静止画専用機
6種類
■360度回転画像/回転アニメーション画像対応機
7種類
■3Dアニメーション画像対応機
5種類
■ターンテーブル(ソフトにてカメラと併せた遠隔操作が可)
8種類
全26種類の選択肢が存在します。様々な業種や業界、撮影ニーズに応じて的確かつ柔軟に対応できるラインナップを有しているのは世界的に見ても「Ortery/オートリー」のみです。
物撮りと同時に背景切り抜きで最大効率を目指せる
写真のセンスやカメラの知識はなくても大丈夫。加工が面倒な白抜き加工も一緒にできちゃいます。
自動撮影機でどんな効果が得られるのか
撮影・編集効率が2~3倍に向上
自動撮影システムの最大の特徴は、商品撮影~画像編集・加工業務のトータル時間が「1/2~1/3」へと大幅に削減できることにあります。
■ 商品撮影/物撮り単体では…
照明の構築やノウハウの引継ぎ、教育などチームや組織の業務効率化に寄与します。
■ 画像編集・加工単体では…
白抜き業務時間や編集全体の時間の削減や均一のクオリティで撮影できる点を活かしたバッチ処理など複数の要素を掛け合わせた効率化が期待できます。
■ 商品撮影~画像編集までを見ると…
多くのスタッフが商品撮影業務に関わることができ、専門職の人材を確保する最低限に抑えられ、チーム全体で業務に取り組むことができるようになるため、チームの生産性が大きく向上することに繋がります。
白抜き等の加工業務が8割減
自動撮影機の特徴の一つに、高精度の背景切り抜き機能があります。この機能により、Photoshopで行っていた作業を平均で8割ほど削減できます。
自社製品でも撮影体験はできますので、ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
効率化によって業務と精神面ににゆとりができる
EC運営に関わっている方はどの企業も兼務、専任関わらず、激務かと思います。その上、「商品撮影」という単体でも時間がかかる業務を業務の一部にするのは非常に大変です。
※社内で撮影チームや専任のカメラマンがいる程の業務量が多いこともある
その上で、他のことも、、、となると次々にタスクや業務を終わらせているのに、終電近くまで残業するなどもよく耳にします。
コンテンツ作成は最も時間がかかる業務の一つであるため、この部分を軽減することは、今まで生めなかった時間が生まれることになるため、従業員を大切にすることに使って新しいアイディアを生んでもらうための「ゆとり」を作るのも一つのアイディアになるのではないでしょうか。
今までできなかった業務に着手できる
コンテンツが関わる業務はBtoC、BtoBに関わらず多くあります。コンテンツの素材づくりの一つが物撮りです。
物撮りがスムーズに行われて、素材が社内に溜まるとECサイトの商品ページだけでなく、バナーやLP、営業の資料、SNS、商品データベースなど様々な箇所に応用ができます。
裏を返せば、コンテンツの素材がなければ発信するために必要な材料が揃わないため、間に合わせの画像で何とかする(スマホや簡易照明でなんとなく画像を作る)ことが横行しているのが、現実問題として起きています。
誰もが、キレイな画像を、簡単に撮影できれば問題は解決できます。今一度自社の環境は適正な業務ができる環境にあるのか見直してみてはいかがでしょうか。
業務と人材に余裕が生まれ新規事業を始める
自動撮影機を導入後に企業様が着手されることが多いのが、「新規事業」です。
効率化のために導入して、適切な業務体制が整うと「貴重な時間」が生まれます。この貴重な時間を使って、更なる飛躍のタネとするために、新規事業や新規でモールに出店するなどWEBで事業を立ち上げされています。
優秀な人材を有効に活かすことができると外から人を雇い入れなくても、企業は大きな変化を生む出すことができることを是非、実感していただきたいです。
唯一無二の効果と価値が期待できる機能
商品撮影と同時に背景切り抜き
背景切り抜きを商品撮影時にすることで撮影と編集を同時進行でき、撮影業務の最大効率化が図れます。カメラマンがレタッチャ―になれると同時に、レタッチャ―がカメラマンにもなれます。
そして、初心者の方が、カメラマンとレタッチャ―に最短距離でなることができるのが最大の価値です。
ターンテーブルを活かして360度回転画像を作成
ターンテーブルを活用することで、商品撮影と背景切り抜きを効率化できるだけでなく、今までなかった新しいコンテンツ「360度ビュー」が自社で作成できます。
近い将来、ITツールの進化とニーズの多様化に対応するツールの飛躍により、3次元のコンテンツが当たり前になる未来が見えています。
現に、ECサイトやモールやShopifyのアプリ等で3Dコンテンツの取り組みが多く見られます。動画に加えて、ユーザー自身が見たいところを見られる360度ビューコンテンツは、商品を扱う小売業やメーカー、卸売には必須のコンテンツになると推測しています。
ライティングは自由自在で設定保存もできる
自動撮影システムは、上記の照明の調整とカメラの設定をセットでソフトにテンプレートを保存できます。
シューズを撮影するときは「テンプレートA」、ウェアを撮るときは「テンプレートB」、アクセサリーを撮るときは「テンプレートC」のように、商材の素材や形、色、撮影角度などによってテンプレートを保存しておけば、誰が行っても同じ環境で撮影ができるため、プロでもアルバイトでも、同じクオリティで商品撮影ができます。
リサイズ、リネーム、出力先指定も自動で
今まで教育が大変とされていた、カメラの技術が会社にノウハウとして溜められるとなると業務が円滑に進められると思いませんか
さらに、自動撮影システムでは、撮影と同時に背景処理も5秒で行うため、編集の時間も大幅に削れます。さらに、さらに!撮影した画像は、リネーム、リサイズ、形式変換、フォルダ振り分けを複数パターン一気に保存できるため、撮影、編集、加工のトータル工数と時間が1/3も夢じゃないです。
ユーザー様の喜びの声と導入後の評価
株式会社Buysell Technologies様
タビオ株式会社様
東証2部に上場しており、「靴下屋」をメインに全国に店舗展開をされていらっしゃるタビオ株式会社様。2006年からECを開始し、自社サイト、Amazon、楽天などに出店されており、オムニチャネルで販売戦略を取られています。コロナ禍で店舗の売上が落ち込む中でECの売り上げは160%越えとなり、EC事業部への期待が高まっています。
導入機材
株式会社ポピー様
商空間、住空間のディスプレイやデコレーションアイテムを企画、開発、製造、販売しているポピー様。一般の方からプロまで利用する国内最大級のディスプレイアイテム専門店「横浜ディスプレイミュージアム」の運営もしており、ディスプレイや、コーディネートのヒントをご提案されています。Live Studioのご導入で商品撮影の簡素化が図れただけでなく、営業やSNS担当など部署を横断して商品撮影ができるようになったその裏側は記事で確認してみてください。
導入機材
株式会社キュリエ様
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを複数回受賞されている互換トナー、インクカートリッジ専門の商社の株式会社キュリエ様。オリジナルブランド「インクのチップス」は低価格ながら業界トップクラスの高品質を実現されており、顧客満足度の高いブランドを運営されています。導入後に撮影カット数12倍向上、撮影の外注と内製化、両方の苦悩を経験したキュリエ様のインタビューも必見です。
導入機材
有限会社恵比須屋様
コンバース、パトリック、ムーンスター、スピングルムーヴ、ニューバランスやアディダス、アウトドア系のブランドまで幅広く取扱中です!!省スペースで導入し、成果が出ている事例です。
導入機材
2D PhotoBench 150