写真の白飛びとは?原因と失敗しないための解決策

お役立ちコラム

2022年1月7日

白飛び(明るくなりすぎ)が良くないと言われる理由と原因、撮影時の注意点をプロが解説

白飛びとは

写真の一部が明るくなりすぎること

白飛びとは、写真の一部にライトや明かり、反射など過度にあたり過ぎて、白くなってしまうことを指します。白飛びは一般的に良くないとされており、ISO感度の調整やライト位置や光源との距離、角度、光源の強さの調整をして、光の回り方工夫して防いでいく必要があります。

白飛びは必ずしも悪いとは言えない

写真の持ち味として表現する

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こちらは写真の右側が白飛びしていますが、その白い部分が崇高なイメージを与えています。

白飛びしないための注意点/対処法

露出補正をマイナスにする

カメラにある露出補正機能を使用して、予め暗めに撮影できるようにしておくことをおすすめします。

▶ Canonの露出補正のやり方

▶ SONYの露出補正のやり方

▶ Nikonの露出補正のやり方

ヒストグラムで確認する

ヒストグラム(histogram)とは、写真がどれくらい明るいかを指標に基づいてグラフ化してくれているものです。暗い写真は、グラフが左に偏り、明るい場合は右に偏ります。どれがいいとということではなく、意図した明るさで写真が撮れているかを図るものとして用いるのをおすすめします。

▶ Canonのヒストグラムの出し方

▶ Niconのヒストグラムの出し方

▶ SONYのヒストグラムの出し方

露出ブレンド/HDR

複数の異なる条件、露出を組み合わせて補正した露出ブレンドする方法もあります。しかし、PhotoshopやLightroomなどを使用して補正を行う前提となりますので、事前にスキルを獲得しておく必要があります。

NDフィルターを使用する

NDフィルターをカメラ/レンズに装着して、撮影するメリットは、意図したカメラ設定(ISO、シャッタースピード、絞り)で撮影ができるため、幻想的な写真を撮影するのに多く使われています。

白飛び写真と通常の写真の違い

アセット 5

左:白飛びした写真

右:光を抑えた写真

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この記事を書いた人
アライ  ユウキ
荒井 裕希
 
アパレル雑貨や携帯販売、食品の販売などBtoCで10年。その後自動撮影システムの営業に就き、3000を超える方と商談を行い、担当事例は100社を超える。8割がアパレルや雑貨関連の企業で、大手~スタートアップまで企業規模を問わず担当

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