スニーカーの撮り方アイデアまとめ

お役立ちコラム

2021年8月20日

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Photo by Barrett Ward on Unsplash

訴求する年代層やブランドイメージに合わせた撮り方をすることで、商品に対する印象にも大きく影響を及ぼすスニーカーの商品画像。そんなスニーカーの商品撮影のアイデアを実例も混じえ、ご紹介します。

スニーカー撮影の王道カット【片足・真横】

複数枚ある商品画像の中に必ずと言っていいほど採用される画像。外観のデザインに加え、ミッドソールの厚さや、靴によってはアウトソールの形状も確認できる1枚です。背景は白かライトグレーが採用されることが多く、スニーカーにしっかりとフォーカスした王道カットです。

スニーカー撮影の王道カット【両足・斜め】

【片足・真横】に加えてよく見る撮影方法のひとつ。同じく白やライトグレーの背景で、斜め45度に傾けられたカット。真横からでは見え辛い、シュータンやアッパーのデザインを確認することができる画像です。

スニーカーのデザインやカラーを生かす撮り方

シューズのデザインやカラーを背景に取り入れて撮影した例。シューズ本体のデザインやカラーをより際立たせて、アピールすることができる撮影方法です。

靴を1型、複数カラー使用する靴の撮り方

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出所:BILLY ENT HARAJUKU

カラーデザインが少し変わったものだと置いただけでもきれいに見えますが、それぞれの靴に少しだけかけることで斜めの体制を維持できるようにだいぶ考えられたアイディアに見えます。靴同士で立てかけているため、下の空間にはしっかり影が落ちて単純に見えますが、おしゃれに見えるように練られた画像です。

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出所:PUMA Japan(@pumajapan) &nbsp
おしゃれな空間であれば、なんでもおしゃれになるんではないかと勘違いしそうな写真。スニーカーの絶妙な色遣いとアンティーク調の背景が見事にマッチしてます。

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出所:Cole Haan(@colehaan)

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背景を合成する写真

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出所:saucony_japan(@saucony_japan) &nbsp
素直にかっこいいなってなる写真。

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出所:Brooks Running(@brooksrunning)

複数のスニーカーを並べる撮り方

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出所:リーボック(@reebokjp)

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真上から構えたカメラで捉えた写真。そのまま置くのと寝かせて置くのを交互にすることで、デザインや形がわかるだけでなく、写真全体に動きが付くため単純な撮影よりおしゃれ間が増します。

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出所:PONY®(@pony)

壁に靴を立てかける撮り方

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出所:MIZUNO RUNNING JP(@mizuno_running_jp) &nbsp
街にある壁やものを使って立てかけるだけでも使用イメージが伝わる写真です。ランニングシューズは特にあらゆる環境で使われることもあり、街の一部に馴染んでいる写真は特に効果的になりそうです。

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出所:DC Shoes(@dcshoes)

スニーカーを立てかけている壁、スニーカーの下にあるものが雰囲気を出していることがわかる一枚。ライティングも相まってガジェット好きにはたまらない写真。

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遠近法でおしゃれに撮影

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エメリカのシンプルなデザインも絵になりますね。遠近法で徐々に被写体小さくなってつい目を凝らしてしまうのも狙いにあるかも…?

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出所:FILA(@filausa) &nbsp
なるほどー!ってなる構図で撮影されている秀逸な写真。スニーカーの撮り方っぽく型に囚われない撮影方法に素晴らしいセンスの持ち主のアイディアマンがいることを確信しました。

モデルを使用してイメージを演出する撮り方

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出所:New Balance Lifestyle(@newbalancelifestyle) &nbsp
様々な人種、服装、ジャンルのモデルさんが全く同じスニーカーを履いている写真。どんな人種、服装、ジャンルにも適応できるんだというメッセージが力強く発信されている至極の一枚。スニーカーの固定概念を崩したいという意図が伝わってきますね。

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出所:@diadoralifestyle(ディアドラ) &nbsp
スニーカー(カジュアル)と芸術というかけ離れているものを組み合わせた。世間のイメージでは違和感の覚えるような一枚。見る人によってメッセージが変化しそうな真逆の写真、矛盾した組み合わせは直感的に惹きつけられる。

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スニーカーの特徴のみにフォーカスする撮り方

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スニーカーは特徴がないスニーカーの方が少ないため、それぞれの特有のもの、特徴を捉えた社員も絵になります。

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キモ撮り

レイザーラモンRGさんの考案した「キモ撮り」。これは自撮りの方法なので、企業アカウントで使用するかどうかは流行りはどうかなど考えなくてはいけない要素がいくつかありますが、本家から似たものまで一つの撮影方法として紹介しておきます。

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まずは本家のキモ撮りから。

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出所:adidas Ukraine(@adidasukraine)(アディダスウクライナ)

モデルさんや海外の方がやるとキモ撮りって何?ってなりますね。

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顔まで写ってなくてもかっこいい。これならスタッフさんや顔出しNGな社員さんでも撮影できそうですね。

使用イメージを持たせる背景で撮影

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出所:PUMA Japan(@pumajapan) &nbsp
スニーカーを履いて、スポーツを行っているシーンを再現することで、使用イメージがグッと湧いて、購買意欲向上に繋がります。

動きのある被写体の撮影なので、それなりにカメラをわかっていないといけないのと、使ってもらう人の選定もあり大変ですが、それなりの効果が期待できる写真になります。

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ボーダーが好んで愛用するブランドの非常にヴァンズらしさが出ている写真。スケートボードを思わせる背景と靴が合っていて、イメージをうまく揃えて撮影されていて個人的に好きな一枚。

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屋外ならではのスニーカーの撮り方

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非常に抜け感のある写真。背景に躍動感と同系色の海が商品をより引き立たせる絶妙に構成された写真です。
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広角レンズで撮影

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あえて近くから広角で撮ると歪んだ画が完成します。最近はスマホでも広角レンズがあるため、近いものは再現できそうですね。

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広角レンズの特徴を生かしてスニーカーを目立たせつつも、背景と溶け込んでいる使用イメージが入ってくる一枚。スニーカーってかっこいい!の印象を持つ素晴らしい写真。

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ライティングをスポットで当てるスニーカーの撮り方

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出所:コンバースジャパン(@converse_jp) &nbsp
スニーカーだけに目が行く構成かつ一覧表示でも「おっ!?」となるような写真。ライディングの当て方が非常に重要になるので、再現性という面ではそれなりの知識がないと再現は難しいですが、非常に面白い画像です。

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箱と一緒に撮影すると撮り方によっては良さを失われてしまいますが、ライティングといい、傾け方といい絶妙な配置、アングルで撮影されています。

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ただスニーカーを立てかけて撮影しているだけなのに…ライティングの力をすごく感じる写真です。

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スニーカーの撮り方番外編

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スニーカーを置いているものがすごく特徴的。カラーバリエーションが映える置き方でインスタっぽいおしゃれな画像。

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確かにこういうのもありだよね!となる写真。情報量が多くて、スニーカーを理解するにはいいかも。

国内500社以上が使う商品撮影システム

ライティングは自由自在で設定保存もできる

技術はいらない!商品撮影と背景切り抜きを同時にやる

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今まで教育が大変とされていた、カメラの技術が会社にノウハウとして溜められるとなると業務が円滑に進めらます。

自動撮影システムでは、撮影と同時に背景処理も5秒で行うため、編集の時間も大幅に削れます

撮影した画像は、リネーム、リサイズ、形式変換、フォルダ振り分けを複数パターン一気に保存できるため、撮影、編集、加工のトータル工数と時間が1/3も夢じゃないです。

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