2021年7月29日

2022年9月22日

白抜き・白背景の商品画像!おすすめの撮り方、ツールやグッズも紹介

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商品画像の白抜き・白背景とは?

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商品画像の白背景とは

白背景とは、商品画像を除いた背景色が「RGB値 255:255:255」で統一されていること。これが必須定義となり、背景色に一部グレーがかってるものや、背景が映り込んでいるもの、商品画像は白背景とは呼べません。

・背景が白で統一されている
・枠線が入っていない
・商品画像のみが写っている

が条件として挙げられます。
楽天やAmazonなどのECモールでは、ドロップシャドウや自然にできた影などは問題ないと定められています。

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商品画像の白抜きとは

白抜き画像とは、商品を除いた背景部分の情報がない画像のこと言います。PNGにした時に、背景商品以外に背景情報がないのが特徴です。

・背景が白で統一されている
・枠線が入っていない
・商品画像のみが写っている

---白背景と異なる点---
・ロゴやテキストがない

これらが条件です。

ドロップシャドウや自然にできた影などは問題ないと楽天やAmazonなどのECモールでは定められています。

白抜き・白背景が必要な理由

Amazonや楽天、Yahoo!などのECモールの掲載ルールのため

Nike Amazon Ortery

商品をオンライン上で販売していくには、ECモールの力を借りることが基本です。

楽天やAmazon、ヤフーショッピングや、dショッピング、Qoo10やZOZOTOWNなど、様々な商品を販売するプラットフォームが存在し、10サイトに登録して販売している企業も少なくありません。

各ECモールには商品画像の掲載ルールがあり、そのルールに則って商品画像を作成していきます。

そのルールの一番のポイントはメイン画像は白抜き画像(白背景)である事。

サブ画像(サムネイルの画像)などは制限が緩いため色々と掲載できるのですが、メイン画像(メニューやトップページ、商品一覧などで見られる画像および商品ページの1枚目の画像)は商品情報のみとされています。

その他に商品画像の85%は商品そのものが占めることなど厳格にルールが定められています。これらのルールに沿って作成しなければ、販売することすらも許されないので、必要不可欠な要素になります。

商品情報が正確に伝わり、売れやすい商品画像になる

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2つ目は、売れる画像・売れやすい画像になることです。

上記の画像の通り、パッと見た時に短い時間で多くの商品情報を得られるのは、右の白抜き画像ではないでしょうか。

楽天やAmazonなどのECモールはわざわざルールによって商品のみが写った白背景を義務付けている理由に着目してみます。

なぜ白背景画像を用いるように指示しているか?

「商品を選ぶにあたって余分な情報をなくすため」です。

商品を選ぶ際に生じる短時間の莫大な判断による「判断疲れ」を軽減するために、余分な情報を削除するようにしています。

マーケティングや営業資料、サポート時の画像として転用

画像の転用については、主に「白抜き画像」を作成してからが始まりです。

背景情報がない商品情報だけのデータは、背景色を後で変更したり、画像やテキストを自由に重ねたりできるため、広告バナーや営業資料、報告資料、商品カタログ、店頭POPなどに活用できます。

このように、ECサイトやWEBサイトの商品ページ以外にも転用できることが多く、背景情報がある場合とでは活用の幅が大きく異なります。

白抜き・白背景の撮り方

背景を白くする準備1「背景」

選択肢① 背景紙を購入する

 

→Amazonで購入する

背景紙は多数ありますが、この背景紙をおすすめしています。もちろん他の背景紙がダメだというわけではないので、お好みの背景紙をご選択ください。

 

 

選択肢② 撮影ボックスを購入する

 

Amazonで購入する

こちらの撮影ボックスは照明の無段階調整も可能、背景布6色付属、照明の品質がいい(CRIが95+)ので、商品撮影にも適している照明付き撮影ボックスとしておすすめできます。

撮影ボックス SAMTIAN 60x60x60cmの仕様
モデル:F60
サイズ:60*60*60CM
色温度:5500K
パワー:23W
定格電圧:12V
ルーメン:約3400LM*2
CRI:≥95
LED数量:63pcs*2
LED使用寿命:50000H
背景布:黒、白、青、グレー
入力電圧:AC 110Vと220V to DC 12V

 

20㎝以下の商材しか取り扱いがない方には、30㎝×30㎝×30㎝の撮影ボックスがおすすめです。

→Amazonで購入する

 

DUCLUS  LEDライト付き撮影ボックス
LEDビーズ数:112個

ランプビーズモデル:2835

色温度:5500K白色光

調光可能な明るさ:10段階輝度

 

Amazonで撮影ボックスを探してみる

背景を白くする準備2「ライティング」

ライティングは背景紙を使用する際に選択肢がいくつかあります。撮影ボックスの場合は、ハズレを引かない限りは、白背景は簡単に作れますので、追加のライトの用意などは撮影をしてみて決めましょう。

 

①自然光(太陽光)が当たる場所に背景紙をセットする

 

 

自然光は、背景紙に向かって真横もしくは斜め後ろから入るように位置を調整しましょう。また、商品によっては、光の入り方がマイナスに出る場合もあるので、テーブルや背景紙の位置を調整できるようにスペースを確保していただくことをおすすめします。

また、あると便利なグッズを紹介します。

 

■背景紙スタンド(壁に背景紙をテープで止めない場合)

壁などがあれば背景紙をテープなどくっつければいいのですが、ない場合、こちらの背景スタンドが活躍します。

 

■レフ版(光量を増やす/輪郭をはっきりさせる)

 

太陽の光を利用して光を跳ね返して、商品にあてる光を増やしたり、別の面を使って被写体の輪郭をはっきりさせて(コントラストをつける)背景切り抜きをしやすくするために使われます。

 

■トレーシングペーパー

 

自然光が強すぎる場合に、拡散させる(弱める)役割をしてくれるのがトレーシングペーパーです。窓に貼るもよし、被写体の前に垂らすもよし。あると非常に便利なグッズなので、持っておいて損はしないグッズです。

 

 

② 照明を用意する(自然光で光が足りない場合や自然光を使わない場合)

 

撮影ボックスも自然光も使用できない(しない)場合、こちらの安価なライトで問題ないので、用意いただくことをおすすめします。

安価なライトと背景紙を使ってスマホで商品撮影した動画がこちら

▼ ▼ ▼

 

背景を白くするための撮影「スマホか一眼レフで撮影する」

ついに、撮影です。

 

■商品撮影前の確認と用意

スマホの場合カメラにこだわったスマホをご用意ください。

※iPhoneであれば、11以降が望ましい

※Androidであれば、2年以内の機種でフラッグシップモデルが望ましい

 

一眼レフの場合できるだけ年式の新しいカメラをご用意ください。

※5年~6年以内に販売開始された機種

※レンズが購入時の付属のレンズではない場合は上記の限りではない

※購入時付属しているキットレンズおよび7年以上経過している機種の場合、スマホの方がキレイに撮れる可能性が高いので、それぞれで撮影してみて比較してください。

 

■商品撮影のおすすめの設定

モード選択マニュアルモード ◎  オートモード 〇

絞り:8~11程度で撮影すると一番画質がキレイに保てます。

ISO自然光の入り方、部屋やライトの明るさによりますが、1000を超えないように撮影してみてください。

※数値が小さければ小さいだけ良いが明るさが足りないよりはいいので調整が必要

シャッタースピード:手振れを起こしにくい1/160以上で撮影していきましょう。

 

■注意点・アドバイス

・背景紙にも照明の光や自然光が回るように照明の位置や強さを調整する

・調整しきれず画像の角が暗くなった場合、編集時に切り取る

・被写体が歪むこと、画像の切り取りができなくなることを考慮し、余白ができるように少し遠めから撮影する。

・画質はできるだけ圧縮されないようにする

・画像のピクセル数はできるだけ大きくする

 

 

 

② 照明を用意する(自然光で光が足りない場合や自然光を使わない場合)

引用:Amazon

 

白抜き・白背景の撮影後の画像編集にお勧めのツール(PC版)

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商品撮影をし終えたら、必ず画像編集をします。撮影だけで背景全体を白くすることは非常に難しいことと白抜き画像は加工あっての画像なので、画像編集・加工なしでは完成しません。

 

画像の加工の方法はいくつかありますので、ご紹介します。

Photoshop

代表的な例として、最有益な候補としてはPhotoshopでの画像編集、背景加工です。Photoshopに限らず、画像編集ソフトでの背景処理加工は技術や知識がいるものとして、簡単に誰でもできるというわけではありません。簡単なものであればソフトの技術進歩により自動で編集をしてくれますが、それもまだまだ全面的に任せられるレベルには達していません。さらに、被写体が複雑な形状をしていればいるだけ、時間と労力が大きく削がれるのが、一番のデメリットとして挙げられます。

私が自信をもっておすすめできる5つの画像の背景切り抜きツールをご紹介します。
・初心者でも簡単にできる
・基本ドラッグ&ドロップで数秒で処理
・プロの評価が高い

この3点が評価項目です。

zenfotomatic(ゼンフォトマティック)

1つの背景透明化ツールです。通称”ゼンフォト”と呼ばれているzenfotomaticです。選定理由は、WEBサイトをご覧いただければわかりますが、商品点数や認知度の高い大手企業も多く導入しており、1枚8円からと20円と安価に画像の背景切り抜き(白抜き)や画像編集ができるのが、最大の魅力。
バッチ処理もでき、背景透過や透明化だけでなく、多くの画像編集・加工を自動で施してくれます。

画像の背景を透明にする技術は年々向上しており、中でもzenfotomaticは雑多にある編集関連のフリーソフトやアプリとは画像加工・画像処理のレベルは「桁違い」です。

PicWish

2つ目の背景透明化ツールは、PicWishです。

PicWishが一番おすすめできる理由としては、白抜き精度がクラウドツールで一番高いこと、切り抜きのスピードが速いことにあります。

複数同時に走らせられないので、量産して使っていく形ではないですが、完全無料で解像度も少し圧縮する程度でちょっとした資料、ECサイト、POPで使用する分には申し分ないクオリティで仕上げてくれます。

個人、ビジネスどちらでも充分な力を発揮してくれるでしょう。

背景切り抜き/白抜きのおすすめツール「PicWish」とは

この写真をご覧ください。

 

左の元画像から人だけを切り抜いてくれます。見えにくいかもしれませんが、細い毛の流れや細かい部分もしっかり切り抜いていて、今まで見たクラウドツールでずば抜けて精度がいいです。下記のクラウドツールとも是非比べてみてください。

 

 

remove bg

3つ目の背景透明化ツールは、remove bgです。

急激にシェアを広げてきている「画像の背景を切り抜きすること(透明化)」に特化したオンラインツールです。1枚11円からでzenfotomaticに劣らない価格で、高精度に背景・画像処理行ってくれます。
ドラック&ドロップで超高性能で画像背景透明化の処理ができるため、ITツール初心者でも使いやすくなっていることが選定理由です。

無料の場合、600pxほどの画像がダウンロードできますが、それ以上は有料といった仕組みです。

PNG素材(背景の透明画像)があれば、PowerPointでの報告資料や会議資料、店頭POPなどにすぐに使えるレベルの画像が一瞬で作成できるので、ぜひ一度使用されてみてください。人も物撮りも関係なく、綺麗に背景を透明に加工してくれます。

スクリーンショット 2022-03-24 163723
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clipping magic

4つ目の背景切り抜きツールは、PicWish同様に画像の背景切り抜きが高精度で行える全自動の画像編集ツールです。

価格はremove bgの1/2~1/3ほど。写真・画像の背景を切り抜くだけであれば、充分に足りる機能を備えています。

PicWishremove bg、clippingmagicをはじめ、無料で商品画像切り抜きや背景の透明化、画像編集、画像加工できるそふとやアプリが増えてきましたが、用途やニーズがマッチすれば上記の画像編集ツールは自信をもっておすすめできます。

スクリーンショット 2022-03-24 164454
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ECフォトアシスタント

こちらは使用したことがないので、わかりませんが、後発で非常に自信をもって開発されていて、期待したい日本のツールということで特別枠として選定しました。簡単3ステップで画像編集、加工ができると手軽さが売りのEC事業者向けに特化したツール。
ツールの概要はzenfotomaticと遜色はなく、自動で画像編集してくれる幅が広く簡単にできるのが特徴。

白抜き・白背景の撮影後の画像編集におすすめのツール(アプリ版)

Adobe Lightroom

商品撮影や写真加工において、もっと有名な編集ソフトの一つはこの「Adobe Lightroom」です。クリエイティブに精通されている方はAdobe製品のいずれかを使っていることがほとんどかと思いますが、長年プロに愛されている画像編集ソフトです。

対応OS: iOSおよびAndroid

価格:無料

Apowersoft画像背景消しゴム-背景透過&写真消しゴム

これはスマホ版の中ではすごく優れものです。iOS、Android共に無料で使えるため、まずはこちらで試していただくのがいいかと思います。

Apowersoftは画面キャプチャーや動画編集ツールなど、クリエイティブなツールを多数開発しているので、そのクオリティは秀逸です。

背景透明化 Pro

スマホ版はPC版ほど使いやすいツールが少ないのですが、その中でもこの背景透明化ツールはそれなりに使いやすく使いやすくなっています。

画像を選択した後、アプリ内で自動判定して切り抜きを行ってくれます。その後に若干の修正を施せば資料に使う程度の画像は1分~2分ほどで作成せできます。

画像の背景を透明にする技術の向上に期待したいところです。

Adobe Photoshop Express

商品撮影や写真加工において、もっと有名な編集ソフトの一つ「Adobe Lightroom」に並んで多く愛されている「Photoshop」。より細かい設定や機能があるPhotoshopも長年プロに愛されている画像編集、加工ソフトです。

対応OS: iOSおよびAndroid

価格:無料

白抜き・白背景の撮影後の画像編集におすすめ方法(外注)

最後は外注です。

撮影代行業者に商品写真~編集、加工までを代行してもらう場合や切り抜きJPのような切り抜きサービスの利用、ECモールが用意した自動編集ツールとの連携サービス等を利用していく方法です。リソースが少なくとにかく商品を売っていくことに専念している企業様はこのあたりを完全に外注している企業は多いのではないでしょうか。

白抜き外注サイト「切り抜きjp」

一枚70円~で弊社の商談企業様で一番利用が多い画像切り抜きサービスです。インドの方が切り抜きをされているようで、その速さと精度は定評があり、リピーターが多くいる切り抜きサービスです。

白抜き外注サイト「キリコム」

一枚50円~でこちらもも切り抜きjp同様によく耳にする画像切り抜きサービスです。切り抜きjpよりは最低価格が安く提供されています。

白抜き・白背景画像の活かし方の具体例

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ECサイト

1つ目はECサイトです。このために作っている企業がほとんどかと思います。ECサイトでも商品ページのメイン画像、サムネイル画像、バナー画像、LPなど様々場面で様々なサイズで使用が想定されるため、追加で必要になった際に制限が出ないように背景情報がない商品画像の元データは作っておきましょう。

営業資料・社内資料

社内向けの資料や営業資料、BtoBのお客様向け簡易カタログや展示会のPOP、リーフレットなどオフラインで使う紙媒体の資料やオンラインで渡したり、見せたりするPowerPointの資料などにも自由に使えるように背景が透明加工された画像を持っておくのがスピードを失わずに提案していくために重要な項目になりえます。

店頭POP/リーフレット→ECサイトへの誘導

話題の360度アニメーション画像には白背景の画像が使われていることはご存じでしょうか。複数枚の商品写真を用いて合成し、パラパラ漫画のように見せるコンテンツです。

このコンテンツは、QRコードからオンラインコンテンツに繋がり、360度ビューコンテンツからECサイトへ遷移させることも可能なので、オフラインからオンラインへ送客することが見える化し、今まで取れなかったデータも取れるようになります。

360度回転画像の商品撮影の様子を倍速再生

自動撮影システムという選択肢

ライティングは自由自在で設定保存もできる

自動撮影システムは、上記の照明の調整とカメラの設定をセットでソフト内にテンプレートとしていくつでも自由に溜め込めます。シューズを撮影するときは「A」というテンプレート、ウェアを撮るときは「B」、アクセサリーを撮るときは「C」のように、商材や色などによってテンプレートを保存しておけば、誰がやっても同じ環境で撮影ができるため、プロもアルバイトも同じクオリティで商品撮影ができるようになるんです

今まで教育が大変とされていた、カメラの技術が会社にノウハウとして溜められるとなると業務が円滑に進められると思いませんか
さらに、自動撮影システムでは、撮影と同時に背景処理も5秒で行うため、編集の時間も大幅に削れます。さらに、さらに!撮影した画像は、リネーム、リサイズ、形式変換、フォルダ振り分けを複数パターン一気に保存できるため、撮影、編集、加工のトータル工数と時間が1/3も夢じゃないです。

リサイズ、リネーム、出力先指定も自動で

この記事を書いた人
アライ  ユウキ
荒井 裕希
 
美容専門学校を卒業し、アパレル雑貨や携帯販売、独立して自ら開業するなどして10年。その後自動撮影システムの業界に入り、4年半(2021年7月現在)を迎える。3000を超える方と商談を行い、担当事例は100社を超える。8割がアパレルやファッション雑貨で、大手~スタートアップまで規模を問わず担当。お客様の一時期の成功ではなく、成功し続ける環境を伴走して構築することをモットーにご案内中。本質を見失わないようにロジカルに情熱を持って皆様と向き合います。

商品撮影をより効率的に

システムの不明点や、ご来社またはオンラインでのデモのご予約、資料請求など、お気軽にお問い合わせください。